8・15に金曜行動 安倍打倒の声、声、声 〝川内原発再稼働阻止を〟
週刊『前進』06頁(2645号05面04)(2014/08/25)
8・15に金曜行動
安倍打倒の声、声、声
〝川内原発再稼働阻止を〟
(写真 7・1閣議決定と戦争・原発を進める安倍政権への怒りの発言が相次いだ官邸前行動【8月15日】)
日帝の敗戦から69年目の8月15日の金曜日、お盆休みの中、恒例の反原発行動が首相官邸前に限定して闘われた。猛暑をついて約1千人もの労働者人民が安倍政権に怒りの声を上げた。
年配の男性は、「怒りを込めてひとこと言わせていただきます。政と官の陰謀と隠蔽(いんぺい)が戦争と原発事故を起こした。日本の悪の歴史だ。戦争と原発の悲惨な悲劇を恐れるから私は反対する。安倍内閣は7月1日、戦争ができる国にする閣議決定を急いだ。汚染水対策も打つ手なし。子どもを守ろう」と熱烈に訴えた。
女性は、「先日、除染作業員の方の話を聞きました。本来なら1万6000円と危険手当1万円がもらえるところが、三次下請けの彼は最低賃金プラス1日100円から200円の危険手当だそうです。危険のない原発はありません。原発に携わっている人は必ず被曝します。国民の命を危険にさらしてまで原発を推進する安倍首相はすぐに退陣してください」と原発労働者の現状を暴露し、安倍打倒をきっぱりと訴えた。
政府が避難指示を出している原発から約20㌔の圏内に、救助を断念せざるをえずに放置された3・11被災者の遺体が数百体以上あるとされていることについて、「3年もたってお盆になってまだきちんとお弔いもできない。私は許せません。絶対、再稼働反対です」と怒りをあらわにする女性の発言もあった。
スタッフの女性は、「福島原発がまだ収束していない、まだまだ避難されている方たちが大変な苦労を強いられている、そんな中で川内原発を再稼働する、どう考えても認められることではありません。人間と核は共存できない、まずこの真理をあなたの頭と心に私たちは投げつけたい。原発やめろ!」と安倍首相を徹底弾劾した。
最後に、年内最大の川内原発再稼働反対の集会とデモが9月23日に代々木公園で開催されることが告知された。
(K)