2014年日誌 8月12日~18日 GDP、年率6.8%減/辺野古沖で海底掘削を強行

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週刊『前進』06頁(2645号04面06)(2014/08/25)


2014年日誌 8月12日~18日
 GDP、年率6.8%減/辺野古沖で海底掘削を強行


●ロシア軍、「北方領土」で演習 ロシア軍が「北方領土」と千島列島で軍事演習を開始した。10年7月以来2度目。千人以上の兵士、攻撃用大型ヘリ5機、100台の軍用車両のほか最新の無人航空機も参加する。(12日)
●GDP、年率6・8%減 4〜6月期の国内総生産(GDP)の実質成長率(速報値)は1〜3月期より1・7%(年率6・8%)減と、東日本大震災があった11年1〜3月期の6・9%減以来の大幅減となった。(13日)
●辺野古、海底調査に着手 沖縄防衛局は辺野古沖の埋め立て地域周辺でブイの設置を始めた。移設に反対する労働者人民はカヌーで海上に繰り出し抗議の声を上げた。(14日)
●イラクのマリキ首相が辞意表明 イラクのマリキ首相がテレビ演説で辞意を表明し、11日に首相指名を受けたアバディ国民会議(国会)副議長を支える考えを示した。(14日)
●ユーロ圏ゼロ成長 欧州連合(EU)統計局はユーロ圏18カ国の4〜6月期の域内総生産(GDP)が、実質で前期比ゼロ成長だったと発表した。ユーロ圏最大の経済国ドイツと、3位のイタリアがともに前期比0・2%減とマイナス成長に陥った。(14日)
●戦没者追悼式で加害責任に言及せず 政府主催の全国戦没者追悼式で、安倍首相は、歴代首相が繰り返してきたアジア諸国への加害責任について、昨年に続き一切言及しなかった。「不戦の誓い」の表現もなかった。(15日)
●3閣僚が靖国神社参拝 古屋圭司拉致問題担当相と新藤義孝総務相、稲田朋美行政改革相が靖国神社を参拝した。「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長=尾辻秀久元厚労相)も約80人が参拝した。(15日)
●米、イラク空爆拡大 米軍は、イラク第2の都市モスル周辺で初の空爆を実施し、武装組織「イスラム国」の軍事車両などを攻撃した。(16日)
●東電、六ケ所村に「寄付」 東京電力と東北電力は、使用済み核燃料再処理関連施設が集中する青森県六ケ所村に対し、「漁業振興費」として近く計2億円を支払うことで合意した。法定の漁業補償費とは別。支出は10年度以降5年連続の計10億円。(17日)
●避難指示、2例目解除へ 政府は福島第一原発から20㌔圏内の福島県川内村東部について、10月1日に避難指示解除準備区域(139世帯275人)の避難指示を解除し、居住制限区域(18世帯54人)を避難指示解除準備区域にする方針を決めた。(17日)
●辺野古沖で海底掘削を強行 沖縄防衛局は辺野古沖の埋め立て予定地で海底ボーリング調査を開始した。海と陸で阻止行動が闘われた。(18日)
●米韓、合同軍事演習を開始 米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)」が始まった。米軍3万人、韓国軍5万人が参加し、29日まで実施される。(18日)
●川内原発「再稼働へ全力で」と経産相 茂木敏充経済産業相は、九州電力の貫正義会長と福岡市内で会談し、川内原発の再稼働に向けた手続きを迅速に進めるよう求めた。(18日)

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