住宅追い出しの強制執行許すな 9月21日、全国から西郡に結集を 全国水平同盟西郡支部

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週刊『前進』06頁(2645号04面04)(2014/08/25)


住宅追い出しの強制執行許すな
 9月21日、全国から西郡に結集を
 全国水平同盟西郡支部

(写真 八尾北医療センターでの決起集会後、村内デモを行い、供託者の団地前で戦闘宣言【8月20日 八尾市】)

 八尾市当局による住宅追い出し通告に対して全国水平同盟西郡支部が発した「戦闘宣言」を紹介します。強制執行を許さず、ともに闘いぬこう。(編集局)

戦闘宣言

 本日、私たちは8月20日から始まる住宅追い出し強制執行を絶対許しません。そして供託者8家族は、誰もこの西郡を離れません。7月31日の警察権力はじめ200名の襲撃、そして、この真夏の炎天下に、19日間で出ていけと言う抜き打ちの強制執行攻撃も、誰一人として屈服させることは出来ませんでした。追いつめられ凶暴化し、危機に陥っているのは敵の側、国・安倍政権と八尾市の方です。
 住宅闘争の原点は、衣食住すべてを奪われてきた労働者の生きさせろの闘いです。何よりも、私たち部落民自身が、分断され最底辺におかれた労働者そのものです。新自由主義の10割非正規職化攻撃と一体で、労働者を路頭へ叩き出す強制執行攻撃は、絶対に許せません。
 私たちの住宅闘争、八尾北・西郡の闘いは、更地化攻撃を暴き出し、絶対非和解の国・八尾市の正体を暴きだしました。8家族に対する、人を人とも思わぬ強制執行攻撃は、7月1日の安倍内閣による集団的自衛権行使容認と完全に一つです。「7・1」は、「戦争だけは絶対ダメだ」と言う労働者人民の逆鱗(げきりん)に触れ、巨万の労働者階級が闘いに立ち上がっています。
 一人の人間に「現状を根底から変える」というやむにやまれぬ怒りと闘いの火が宿ったとき、すでに現実は変わっている。その決意がひろがり団結が作られていけば歴史は動く。そう言う時代が始まっています。西郡支部・8家族は全員その先頭に立っています。勝ったのは我々です! 団結を西郡、八尾市、現業、全国に広げ、すべてを奪い返そう!
 長い間、私たちは解放同盟本部派・地区協によって「部落民は労働者ではない」と思い込まされ、団結できなくされてきました。これに対し西郡住宅闘争は絶対反対の闘いを貫き階級的団結を拡大してきました。利権、見返り、口利きでムラを分断しバラバラにしてきた地区協を打倒し、闘う労働組合の建設を軸に、ムラの団結を作りなおそう。国鉄闘争を基軸に、非正規職撤廃・住宅闘争勝利を強力な武器にして無数の労働組合を作りだそう。そして全国水平同盟の大きな支部を建設しよう。その団結した力で、「人の命よりも金もうけ」の新自由主義のこの世の中をすべてひっくり返し、住宅も医療・福祉も教育も……すべてを奪い返そう。
 民営化・首切りとの決戦に入った八尾市現業に闘いの旗を立てよう。全国水平同盟西郡支部はその最先頭で闘います。
 西郡のみなさん、全国の労働者、労働組合のみなさん。住宅闘争勝利と安倍内閣打倒をかかげ、9月21日、西郡に結集して闘いましょう。
 住宅追い出し強制執行許すな!
 地区協を打倒し、ムラの団結を作りなおそう!
 9・21、全国から西郡に結集しよう!
 8月20日
 全国水平同盟西郡支部
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