2014年日誌 7月22日~28日 川内原発再稼働「反対」が59%/ガザの死者、千人超す

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週刊『前進』10頁(2643号04面04)(2014/08/04)


2014年日誌 7月22日~28日
 川内原発再稼働「反対」が59%/ガザの死者、千人超す


●防衛省、佐賀空港へのオスプレイ移転を要請 防衛省の武田良太副大臣は古川康佐賀県知事と会談し、米軍普天間基地の輸送機MV22オスプレイの佐賀空港への移転を要請した。(22日)
●百田NHK経営委員、番組に異議 NHKが17日に放送したニュース番組でキャスターが「在日コリアン1世は強制連行で苦労した」と発言したことに対し、百田尚樹経営委員が「間違いではないか」などと異議を唱えた。経営委員の番組への干渉を禁じた放送法に抵触するものと見られる。(22日)
●国連がイスラエル非難決議採択、米が反対、日欧など棄権 国連人権理事会の特別会合は、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルの軍事作戦を非難する決議を採択した。米が反対し、日本やEU加盟国など17カ国が棄権した。(23日)
●日米繊維交渉当時に米大統領が日本非難、外交文書で判明 繊維の輸出規制をめぐる1970年前後の日米繊維交渉で、ニクソン米大統領が佐藤栄作首相あてに「失望を隠せない」との書簡を送っていたことが、外務省が公表した外交文書で判明した。(24日)
●米軍毒ガス移送費を日本が負担、密約が判明 沖縄返還前年の71年、米軍基地に貯蔵されていた毒ガスを米領内に移送する際、日本政府が経費の一部を負担することを米側と密かに合意していたことが、外務省が公開した外交文書で判明した。(24日)
●イスラエル軍、国連系学校に砲撃 パレスチナ避難民を受け入れている国連運営の学校がイスラエル軍の砲撃を受け、少なくとも15人が死亡、200人以上が負傷した。(24日)
●首相と経団連会長ら、中南米5カ国訪問へ 安倍晋三首相は中南米の5カ国(メキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビア、チリ、ブラジル)を訪問するために出発、経団連の榊原定征会長ら幹部も同行した。(25日)
●沖縄県知事選、仲井真が出馬表明 11月の沖縄県知事選に向け、自民党県連の出馬要請を受けていた現職の仲井真弘多知事が立候補する考えを明らかにした。(26日)
●ガザの死者、千人超す ガザ地区当局は、イスラエルが8日に軍事作戦を始めて以降のガザでの死者数が千人を超え、負傷者は6千人以上に達したことを明らかにした。(26日)
●テルアビブで反戦集会 イスラエルのテルアビブで、イスラエル軍のガザ地区侵攻に反対する集会が開かれ、数千人が参加した。(26日)
●川内原発再稼働、「反対」59% 朝日新聞は、同社が26、27日に行った全国世論調査で、九州電力川内原発の再稼働に「反対」が59%で、「賛成」の23%を大きく上回ったと報じた。内閣支持率は過去最低の42%、不支持率は最高の36%となった。(28日)
●中間貯蔵施設用地、全面国有化を断念 石原伸晃環境相は佐藤雄平福島県知事らと都内で会談し、中間貯蔵施設の候補地について、国がすべて買い取って国有化する方針を断念し、一部は所有者から借り受ける方針に改めることを伝えた。(28日)

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