〝福島圧殺を打ち破れ〟 福島大生の主催で講演会 動労水戸書記・西納さん招き
週刊『前進』06頁(2642号05面04)(2014/07/28)
〝福島圧殺を打ち破れ〟
福島大生の主催で講演会
動労水戸書記・西納さん招き
7月17日、福島大学で「労働者・学生の団結した力で福島圧殺攻撃を打ち破ろう!」と題する講演会を行いました。集団的自衛権行使容認の閣議決定、川内原発再稼働容認などがなされる中で、この講演会はとても重要な意味を持ったものとなりました。
講師として来て下さった動労水戸の書記・西納岳史さんは、常磐線竜田延伸阻止闘争を中心に動労水戸の闘いの歴史を語ってくれました。国鉄分割・民営化に反対して闘いを始めた動労水戸は一貫してJR資本と闘い続け、常磐線竜田延伸反対のストライキをこれまでに3度行っています。分割・民営化攻撃に負けなかった核心を西納さんは、「仲間を大切にし、団結を守り抜けば、どんな攻撃にも打ち勝てる」と語りました。また、動労水戸のストに対する仮設住宅の人たちの反応がとてもよく、労働組合が軸となって闘えば被災者の怒りとつながることもできると語りました。講演には、東北大学で闘う学生自治会の仲間も駆けつけ、西納さんの話に真剣に耳を傾けました。
動労水戸のように資本と非和解で闘う労働組合の存在は非常に重要です。原発反対、被曝労働拒否、安倍政権打倒を掲げて闘う動労水戸に私たちも連帯しようと思いました。安倍政権による福島圧殺攻撃に労働組合・学生自治会の復権で立ち向かいたいと思います。8・17大集会、9月全学連大会、郡山総合車両センター外注化阻止闘争に結集し、ともに闘いましょう!
(福島大学・F)