学生80人が早稲田デモ 不当逮捕と排外主義に抗議
学生80人が早稲田デモ
不当逮捕と排外主義に抗議
7月21日、「7・6早稲田カウンター学生弾圧救援会」の主催で、「学生の逮捕とヘイトスピーチに抗議するデモ」が80人の結集で打ち抜かれた。このデモは、7月6日に早稲田大学付近でカウンター行動(「在特会」などの排外主義デモへの抗議行動)を行った学生が不当逮捕されたことに対して、抗議の意思を示すために行われた。
早稲田での学生弾圧は徹頭徹尾許しがたいものだ。排外主義者と公安警察は、差別主義・排外主義のデモに抗議した学生A君に対し、ありもしない全治2日の「傷害」をデッチあげ、長期勾留を強いている。「被害者」とされている在特会の幹部は「今後のデモ妨害者に対し、軽傷どころか少しでも衣服や身体が触れるならば即逮捕の可能性も出てきているのである」とHP上で叫んでいる。これが政治弾圧でなくて何だというのか⁉
集団的自衛権行使を容認する7・1閣議決定を受けて、安倍政権は改憲・戦争に突き進んでいる。「在特会」などを先頭とする極右・排外主義者の登場は、まさに安倍政権の戦争政治と一体で学生運動・労働運動の破壊を狙う策動だ。A君への露骨な政治弾圧も、法大・武田君への弾圧と同様、首都圏学生の決起に対する国家権力の団結破壊攻撃である。絶対に許すことはできない!
しかし、この不当極まりない弾圧に対して、獄中のA君の「完全黙秘・非転向」の闘いを先頭に、多くの学生が怒り決起を始めている。弾圧直後から救援会が結成され、首都圏の主要大学でビラまきが展開されるなど、巨大な救援運動が展開されている。7月21日の早稲田における80人の大デモは、弾圧に対する怒りを国家権力にたたきつけ、極右・排外主義者の策動を粉砕する最大の反撃となっただろう。
弾圧に対する唯一にして最大の反撃は団結だ。早稲田での学生弾圧を団結の拡大で打ち破り、A君を直ちに取り戻そう。首都圏に学生運動を復活させ、安倍政権を打倒しよう!(首都圏・U)
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全学連第75回定期全国大会
9月3日(水)〜4日(木)、東京都内
※参加費1000円(会場代、資料代など)
宿泊費は除く
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法大武田君弾圧裁判 第1回公判
8月13日(水)午後1時30分 東京地裁
(傍聴券配布のため30分前に裁判所脇に集合)