２０１４年日誌　７月15日〜２１日
　マレーシア機、ウクライナで撃墜／国交省、リニア建設認める意見書

●オスプレイ、厚木・御殿場に飛来　米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）所属の垂直離着陸輸送機オスプレイが米軍厚木基地（神奈川県大和、綾瀬市）を経由して米軍キャンプ富士（静岡県御殿場市）に飛来した。（15日）
●ＦＲＢ議長が議会証言　米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のイエレン議長は、米議会上院銀行委員会での定例証言で、事実上のゼロ金利政策について「量的緩和終了後も相当な期間、維持するのが適切だ」と述べた。（15日）
●「子どもの貧困率」最悪　厚生労働省がまとめた国民生活基礎調査で、平均的な所得の半分を下回る世帯で暮らす18歳未満の子どもの割合を示す「子どもの貧困率」が２０１２年に16・３％と過去最悪を更新したことが分かった。（15日）
●足立区委託は「偽装請負」　東京都足立区の戸籍窓口業務を受託した民間会社の社員が、発注元の区の指示で働く「偽装請負」の状態にあるとして、厚生労働省東京労働局が区に是正指導していたことが分かった。（16日）
●川内原発が新基準「適合」　原子力規制委員会は、九州電力川内原発１、２号機（鹿児島県）について、原発の新規制基準を満たしているとする審査結果案を了承した。（16日）
●米がロシアへの制裁拡大　米政府は、ロシアがウクライナの親ロシア派武装勢力を支援しているとして、ロシアの国営石油会社や銀行など基幹産業への制裁を発表した。（16日）
●武器部品、米への輸出許可　安倍内閣は、国家安全保障会議（ＮＳＣ）の関係閣僚会議を開き、米国に地対空ミサイル「ＰＡＣ２」の部品を輸出することを許可した。（17日）
●秘密保護法、政府が運用基準案　特定秘密保護法の運用基準を議論する有識者会議「情報保全諮問会議」（座長＝渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長・主筆）があり、政府は特定秘密の指定や解除に関する運用基準などの素案を示した。（17日）
●マレーシア機、ウクライナ東部で撃墜　ウクライナ東部のドネツク州のロシア国境近くで、マレーシア航空のボーイング７７７型旅客機が墜落した。乗客乗員２９８人が全員死亡した。米欧は親ロシア派武装勢力が地対空ミサイルを発射して撃墜したとの見方を強めている。（17日）
●リニア、国交省が意見書　太田昭宏国土交通相は、東海旅客鉄道（ＪＲ東海）から４月に提出されていたリニア中央新幹線の環境影響評価に関して意見を表明した。事実上建設を認める内容で、ＪＲ東海は８月にも工事実施計画の認可を国交省に申請する。（18日）
●オスプレイ配備、全17機を佐賀に　　小野寺五典防衛相は、防衛省が自衛隊に導入する新型輸送機ＭＶ22オスプレイの配備先を佐賀空港（佐賀県）にする方針を正式に表明した。（20日）
●イスラエルが作戦拡大宣言　イスラム組織ハマスとの地上戦が続くパレスチナ自治区ガザの部隊を増強し、作戦を拡大するとイスラエル軍が宣言した翌日、パレスチナ側の死者が５００人を超えた。（２１日）