〝胸躍る革命の時代〟をともに勝ちぬく夏期カンパ訴えます
〝胸躍る革命の時代〟をともに勝ちぬく夏期カンパ訴えます
すべての仲間の皆さん。『前進』読者の皆さん。7月1日の集団的自衛権行使容認の閣議決定は戦争か革命かの歴史的分岐点です。誰もが生き方をかけて行動に立つ時が来ました。革共同は戦争と首切りの安倍政権を打倒し、2010年代中期階級決戦でプロレタリア革命勝利を切り開くため総決起します。絶大な夏期カンパをぜひ寄せてください。
7・1閣議決定は日帝を「戦争ができない帝国主義」に縛り付けてきた「戦後レジーム」を破壊し、「地球の裏側」でも戦争ができる国に変える大反革命です。日本階級闘争は戦争と改憲、首切りにひた走る安倍ら帝国主義と、これを拒否する労働者階級との大激突に入りました。革共同はこの胸躍る時代にファイトを燃やし、「戦争をさせるな!」「安倍を倒せ!」の全人民の怒りの先頭で闘い、2010年代中期階級決戦でプロレタリア革命へ進撃します。
国鉄闘争軸に安倍打倒を
世界大恐慌と帝国主義間・大国間争闘戦が軍事化・戦争化する中で、日帝・安倍政権は死のふちに立たされています。ウクライナ情勢に続き、パレスチナ、イラン、エジプトなど中東全域で戦争危機が広がっています。さらに東アジアでも軍事衝突の危機が激化の一途をたどっています。こうした中で安倍は帝国主義としての延命をかけ、対米対抗性をむき出しにして戦争に突進し始めたのです。
安倍は社会のすべてを戦争の論理で一変させようとしています。軍事の論理で強行した川内原発などの原発再稼働についても、日帝の核武装との全面対決に突入しています。そして安倍と財界は新幹線輸出が頓挫する中で、武器輸出を「成長戦略」の要にしています。武器輸出三原則を改悪し、6月にフランス・パリで開催された武器国際展示会「ユーロサトリ」には三菱重工など軍需企業13社が出展し、日本のブースでは武田防衛副大臣が自動小銃を構えてみせました。
これらの中軸に座っているのが、安倍の盟友であるJR東海名誉会長の葛西敬之です。葛西は「そろそろどこかで戦争でも起きてくれないことには、日本経済も立ちゆかなくなってきます」「インドあたりで戦争が起きてくれれば、我が国としては一番有り難い」と十数年前に語っていました。安保法制懇のメンバーに座り、武器輸出と原発再稼働・輸出を先導してきたJR葛西体制こそが日帝・安倍体制の根幹なのです。
したがって、国鉄闘争を基軸とした階級的労働運動の爆発で安倍=葛西体制を打倒することが日帝打倒の最短コースです。「国労をつぶし、総評をつぶして、お座敷をきれいにして立派な憲法を安置する」と唱えた中曽根の国鉄分割・民営化攻撃が貫徹できず、逆に動労千葉を先頭とした国鉄闘争は1047名解雇が「不当労働行為であった」と東京高裁に認定させ、JR体制打倒に進撃しています。被曝労働拒否を貫く動労水戸のストライキ闘争が福島の怒りと結びついて拡大しています。国鉄闘争全国運動6・8全国集会の息吹が、鈴木コンクリート工業分会を始めとした非正規職撤廃闘争を全国で発展させています。この秋、国労郡山工場支部の外注化阻止闘争をともに闘い、「動労総連合を全国へ」拡大させましょう。JR体制と安倍=葛西体制を打倒しましょう。
8・17集会へ攻め上ろう
6月杉並区議補選は、「現代革命への挑戦」として闘いぬいた都知事選闘争の地平をさらに発展させ、国鉄、改憲阻止・反原発、選挙闘争の3大決戦を柱に2010年代中期階級決戦の突破口を切り開きました。安倍への怒りを階級的団結の拡大として束ね、労働組合の拠点建設をかちとる革命的選挙闘争として闘いました。「スキル評価」に対する青年の怒りは、日本最大の「ブラック企業」日本郵政を徹底的に追いつめついに風穴を開けつつあります。自治体職場での拠点づくりの前進は、自治労全国保育集会での労働者との感動的な合流を生み出しました。戦争と民営化に協力する連合・体制内労組幹部を打倒し、戦争協力拒否、民営化絶対反対で闘う労働組合の団結を職場からつくり出しましょう。
秋の臨時国会にかけて夏秋の闘いが決定的です。国鉄最高裁10万筆署名を貫徹しよう。革共同は7月革共同政治集会から、8・6広島―8・9長崎闘争、「戦争・原発・首切りの安倍をともに倒そう!8・17大集会」の大結集へ攻め上ります。
革共同は、巨万の労働者人民と結びついて安倍打倒の大闘争をつくり出す大宣伝戦を展開します。体制内労組を打ち倒し、全国のあらゆる職場に革命の拠点をつくり出します。法大生・武田雄飛丸君を奪還し、全国学生運動の新たな爆発を実現します。戦争を阻止する国際連帯闘争の発展を切り開きます。そして星野文昭同志の再審無罪をかちとり、70歳までに必ず奪還します。
ともに立ち上がり、革命勝利へと突き進もうではありませんか。胸躍る革命の時代にあたって、巨額の資金が必要です。革共同への絶大なカンパを心から訴えます。