全国水平同盟
　第２回大会への訴え
　国鉄闘争基軸に組織拡大を

　新自由主義と対決する全国水平同盟結成から１年。７月１３日、新たな仲間を加え第２回大会が開催される。全国から結集を。（編集局）

全国水平同盟第２回大会へのご案内

　すべての部落のきょうだい、闘う労働者の皆さん、来る７月13日、全国水平同盟第２回大会を開催します。安倍政権の改憲と戦争攻撃、民営化・外注化―非正規職化の攻撃と真っ向から立ち向かう部落解放運動の新たな形成と本格的な発展をかちとるために、全国水平同盟第２回大会への結集を訴えます。
　新自由主義が破産した大恐慌と戦争の時代は、同時に革命の時代でもあります。全世界で新自由主義に対する反乱が始まっています。昨年、私たちは新自由主義と対決する部落解放運動をめざして、全国水平同盟を結成しました。そこにおいて、部落民も労働者であり、部落差別の本質を、支配者階級による労働者階級への分断の攻撃であることをはっきりさせました。新自由主義が、「差別」を切っ先に労働運動・労働組合を破壊し、10割非正規化や更地化攻撃を全階級に攻撃してきているとき、これを打ち破る勝利の道こそ、国鉄闘争を基軸とした階級的労働運動の闘いとその路線です。
　国鉄分割・民営化から27年、１０４７名解雇撤回闘争の先頭で闘う動労千葉は、昨年「不当労働行為」を認定させる画期的な９・25東京高裁判決をかちとり、最高裁闘争へ登りつめています。動労水戸は放射能汚染地域への住民の帰還キャンペーンに加担するＪＲ東日本の常磐線竜田延伸に被曝労働拒否で職場からストライキに起ちあがっています。
　全国水平同盟は、これらの闘いと一つになって、「解雇撤回・ＪＲ復帰」最高裁10万筆署名の先頭で闘い、非正規職撤廃を正面課題に据えて、部落の青年労働者の獲得、職場・地域に労働組合をつくることに一層全力を傾注して闘います。
　住宅闘争を労働者の「生きさせろの闘い」として、西郡住宅闘争を全国の労働組合・労働運動の課題として、全国に拡大していきます。とりわけ自治体労働者への団結拡大をかちとっていきます。西郡の労働者住民の住宅追い出しを労働者階級の階級的団結の力で阻止しよう。
　命と闘いの拠点・八尾北医療センターを守りぬこう。
　不当逮捕から51年の狭山闘争は、石川一雄さんの不屈・非妥協の闘いが、新たな階級的決起を広範に生みだしています。星野闘争と一体で全証拠の開示をかちとり、第３次再審闘争の勝利をかちとりましょう。
　私たちは戦前の全国水平社の闘いの教訓を今日的に継承し、帝国主義の最後の延命形態である新自由主義の攻撃に立ち向かっていきます。全国水平同盟第２回大会でいよいよ「打って出る」組織方針を確立し、組織拡大へ断乎として踏みだします。全国の部落のきょうだい、闘う労働者のみなさん。全国水平同盟の旗の下に結集してともに闘いましょう。７・13全国水平同盟第２回大会への参加を心から呼びかけます。
また、結成大会への檄電、メッセージをお願いします。

２０１４年６月
全国水平同盟委員長　岡邨　洋

------------------------------------------------------------
全国水平同盟第２回大会
　７月１３日（日）午後１時〜
　八尾市桂人権コミュニティセンター２階集会室
　（大阪府八尾市桂町２―37／近鉄八尾駅前の近鉄バス６番乗り場から住道行きか萱島行きで約15分、西郡下車徒歩３分）

　バス時刻表　１１時４５分（萱島）１２時１３分（住道）１２時４１分（萱島）
　連絡先　全国水平同盟（大阪府八尾市桂町６―18―20／電話・ＦＡＸ　０７２―９９１―７７２９）