6・8集会の発言から 国鉄全国運動が新段階に
6・8集会の発言から
国鉄全国運動が新段階に
国鉄闘争全国運動の6・8全国集会は、国鉄解雇撤回を中心とする闘いが階級的労働運動の新たな発展を切り開いていることを示した。集会での主な発言の要旨を紹介します。(編集局)
開会あいさつ
労働者の使い捨て許さない 国鉄闘争全国運動呼びかけ人 花輪不二男さん
私は鈴コン闘争支援・連帯共闘会議の呼びかけ人代表でもあります。日本の状況は、非正規が蔓延(まんえん)してついに40%を超えました。労働者を紙くずのように使い捨てていく仕組みを私は断じて許せない。
鈴コンの労働者は果敢に闘って、4月16日、裁判闘争に勝利しました。裁判所も、正義の闘いを認めざるをえなかった。しかし会社は解雇した組合三役を会社に戻そうとしません。絶対に許せない。
闘いは第2ステージに入ります。地裁判決をのりこえ、闘って闘って労働者の大きな連帯を培い、仲間たちの団結の力で最終的な勝利をかちとります。これが第2ステージの闘いです。
私も国鉄闘争の全期間を通じて支援共闘に参加して闘ってきました。これまで一緒に会議をしてきた労働組合が、「国鉄闘争ですらこういう結論になったから」と言って地域の闘争が切り崩された。このことを思うと、「まだ負けない。まだ闘う」と言いたい。
最近の安倍政権のやり方はひどい。人間を人間としない政策を打ち出している。絶対に安倍政権の戦争への道を許してはならない。どんな理由をつけても戦争は人殺しだ。だからわれわれも団結する。皆さんと団結して、勝利の展望を切り開いていこうではありませんか。
連帯あいさつ
声を出し子どもたちを守る 福島診療所建設委員会 佐藤幸子さん
福島は昨日も今日も雨でした。その中で日本陸上大会が福島市で行われていました。とても平常心でいることはできません。放射能の含まれた雨の中を若者たちが競技している。福島にわざわざ若者を呼ぶんです。子どもたちの命をどう思っているのか。私にはまったく理解ができません。
「美味(おい)しんぼ」で鼻血の問題が取り上げられた時、福島県は真っ先に抗議の声明を発表しました。このことによって実際に鼻血を出した人が声を上げられなくなりました。言えば風評被害につながると責められるからです。こんな福島県・政府のやり方に、私たちは声を出し、子どもたちの命を守らなければならないと思います。
そのために福島に診療所が必要だったんです。福島県立医大と真っ向から対決する診療所です。どんな公害でも患者会があるはずです。福島にはそれすらないんです。一人ひとりのお母さん、子どもたちが日々、悶々(もんもん)として生活しています。
その人たちの心のよりどころとなる診療所にしたいと思います。これからもご支援お願いします。そして、国に対してずっと言い続けることを約束します。
呼びかけ労組から
最高裁勝利判決へ闘い抜く 全国金属機械労働組合港合同 中村吉政委員長
1998年、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部と国鉄千葉動力車労働組合、港合同が闘う労働組合の全国ネットワークをつくろうと11・8全国労働者総決起集会を開きました。契機となったのは組対法反対闘争と、国鉄1047名問題に対する東京地裁の98年5月28日の反動判決でした。これがまかり通ったら不当労働行為、首切りはやりたい放題になるという強い危機感と怒りが、3組合の呼びかけの出発点になりました。
以降粘り強い闘いを重ね、2010年4月9日の和解を許さず、東京地裁判決、東京高裁判決で採用候補者名簿から外したことを不当労働行為と認めさせました。いよいよ最高裁判決です。何が何でも勝利させなければなりません。故大和田事務局長に勝利の朗報を伝えることができるよう、私たちも闘い抜きます。
橋下大阪市長は入れ墨アンケート、職員基本条例、政治活動規制条例などで労働者の人権を奪い、団結破壊を公然と行いました。関係する労組は大きな反撃をすることなく沈黙しました。しかし、入れ墨アンケートを拒否した職員、「君が代」不起立で闘った教員が、懲戒処分を受けても敢然と闘い抜いています。橋下の大阪都構想は崩れかけています。
自信をもって、平和のために、働く者が本当に社会の主人公になるために、頑張りましょう。
運動が広がる絶好の機会だ 全日建運輸連帯労働組合関西地区生コン支部 柳充副委員長
1998年、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部と国鉄千葉動力車労働組合、港合同が闘う労働組合の全国ネットワークをつくろうと11・8全国労働者総決起集会を開きました。契機となったのは組対法反対闘争と、国鉄1047名問題に対する東京地裁の98年5月28日の反動判決でした。これがまかり通ったら不当労働行為、首切りはやりたい放題になるという強い危機感と怒りが、3組合の呼びかけの出発点になりました。
以降粘り強い闘いを重ね、2010年4月9日の和解を許さず、東京地裁判決、東京高裁判決で採用候補者名簿から外したことを不当労働行為と認めさせました。いよいよ最高裁判決です。何が何でも勝利させなければなりません。故大和田事務局長に勝利の朗報を伝えることができるよう、私たちも闘い抜きます。
橋下大阪市長は入れ墨アンケート、職員基本条例、政治活動規制条例などで労働者の人権を奪い、団結破壊を公然と行いました。関係する労組は大きな反撃をすることなく沈黙しました。しかし、入れ墨アンケートを拒否した職員、「君が代」不起立で闘った教員が、懲戒処分を受けても敢然と闘い抜いています。橋下の大阪都構想は崩れかけています。
自信をもって、平和のために、働く者が本当に社会の主人公になるために、頑張りましょう。
われわれは今年も春闘をしっかり闘いました。昨年同様、1万円の賃上げをかちとりました。非正規労働者も1万円の賃上げを獲得しました。そのために、背景資本であるセメントメーカーに対し、4日間のストライキをしました。
われわれは一切妥協しない。われわれの業界の陣地はわれわれで守るんだ、賃上げの原資は当然、大企業からとるんだという形で、中小企業を組織しています。
われわれはこの運動が爆発的に広がる絶好のチャンスだと自負しています。労働組合が自分たちの拠点をつくって、あちこちでストライキをかましていく。そして、階級的な運動を、労働運動の中で広めていく。そうすれば、多くの人から共感を得られます。
生コン支部は今年で50周年を迎えます。組合員に最低13万円のカンパを要請し、労働者のための会館をつくろうと決意しています。
関西からどんどん戦域を広げて、階級闘争に勝利します。ともに闘いましょう。
呼びかけ人から
「仕方ない」の「常識」に抗し 国鉄闘争全国運動呼びかけ人 伊藤晃さん
私たちは1047名解雇反対闘争を中心に、解雇、賃下げ、外注化・非正規職化に対する闘争を結びつけて活動してきました。それは大きな共感を呼び、最高裁署名も5万を超えました。今、全国運動は新しい段階に入りつつあると思います。
外注化や非正規職化への怒りが全世界で広がっています。この怒りは「何をやっても無駄だ」という絶望をはらみながら、同時に「こんなことがあっていいのか、何かできないか、闘いたい」という願望を潜めています。その願望が表に出ないのは、本来その受け止め手になるべき労働組合が不戦敗を続けているからです。私たちの運動は「何もできない、仕方がない」という「常識」に対し、「それは違う」と声を上げることです。
動労千葉の5月2日のストライキは、動労千葉の組合員だけでなくCTS(千葉鉄道サービス)の労働者全員を守るための闘いです。動労千葉は労働者の共同と連帯に向けて、正規と非正規、本工と下請け労働者、大企業と中小企業の仕切りを取り払いました。
われわれの怒りがわれわれの力への確信、明確な意思と結びついて、絶望感を克服してきた。全国運動が新段階に入りつつあるというのは、そういう意味です。社会全体の流れは変わるのではなく、変えるのだ。その主体としてわれわれは登場していくのだ。こう確認したいと思います。
全国運動は引き続き、そういう全国の労働者の意識を結集し、経験の交流の場として働き続けたいと思います。その上に、10万筆署名をぜひ達成しましょう。最高裁に解雇撤回判決を出させましょう。
最高裁勝利判決を
署名運動の力が大きな支え 動労千葉弁護団長 葉山岳夫さん
かつて戦後政治の総決算を叫んだ中曽根元首相は、国鉄分割・民営化の戦略目標について「国労を崩壊させ、総評・社会党を崩壊させて、床の間に新しい憲法を安置する」とほざきました。そして今、安倍首相は戦後体制からの脱却を叫んで集団的自衛権の行使容認を閣議決定で強行しようとしています。まさにクーデター的な暴挙です。
中曽根の言葉から分かるように、闘う労働運動がある限り改憲・戦争への道は阻止できます。今や安倍政権と国鉄闘争全国運動を始めとする闘う労働運動とは、直接的な対決の段階に突入しています。ほかの誰かに任せている場合ではありません。8月17日、日比谷公会堂で改憲阻止・安倍打倒の全国集会が開催されます。すべての皆さんの参加を訴えます。
1047名解雇撤回・原職復帰の裁判は現在、最高裁第三小法廷にかかっています。鉄道運輸機構側は上告理由の中で、「違法なストライキを2度もやって停職処分を受けた者はもともとJR職員としてはふさわしくない」と完全に居直っています。弁護団はこれを完全に粉砕する上告理由補充書を作成中です。
最高裁判所との闘いは法律論だけでは不十分です。署名運動を始めとする労働運動の力が大きな支えです。弁護団は皆さんとともに1047名解雇撤回・原職復帰の闘いに必ず勝利します。
動労総連合の旗を北海道に 自交総連北海道地連(堀川委員長)SKさくら交通労働組合 河野晃興委員長
自交総連北海道地連は不当労働行為と解雇撤回をあいまいにしない、ここには日々の職場攻防を闘い抜く労働組合の原則があるという分かりやすい理由で、国鉄闘争全国運動・北海道の呼びかけ団体を担っています。
5月31日、いわき闘争に連帯して私たちは函館駅前で23歳と59歳の保線労働者の解雇を撤回せよと街宣活動を行い、多くの署名を集めることができました。この懲戒解雇は、脱線事故の後に改定された就業規則をさかのぼって適用して行われました。そんなことができるのかと思ったら、労働組合が合意したらできるということでした。
国労北海道本部は、「今、反対したらバッシングされるから改定に合意するしかなかった」と言ったそうです。一人を守るために皆でバッシングをはねのけるのが労働組合です。これが4・9政治和解の「二度と解雇を争わない」ということの現実です。
今こそ外注化反対、解雇撤回を闘う労働組合が求められています。私たちはJR北海道に動労総連合の旗を掲げることを目標に頑張っています。
これまでない闘いに信頼感 解雇撤回・JR復帰署名呼びかけ人 芹澤壽良さん
国鉄闘争は最初の段階は国労、全動労、動労千葉、みんなばらばらでした。動労千葉の扱い方について労働組合間でかなり大きな意見の相違がありました。
それに対して、「解雇された労働者の生活・権利を守るという点でなぜそこを越えられないのか」と説得し、大同団結によって闘いを前進させようという合意が形成され、2005年7月に5千人規模の大集会を開催しました。翌年の2月16日に動労千葉を含む1047名連絡会ができました。これが大同団結の第一歩でした。
ところがこの闘争は、政治解決問題に重点が移っていき、結局、雇用ゼロの解決を押し付けられ、紛争は一段落することになったわけです。
動労千葉の闘いをぜひとも最後まで支援しなければならないということで、一昨年からこの闘争に参加しています。
この運動は、国際連帯の面でも、裁判闘争の面でも、それに勝利する署名運動の面でも、これまでの運動にはない闘いが追求されています。それに強い信頼感を持っています。一緒に署名運動の前進のために努力しましょう。
争議団・闘争団
解雇撤回・原職復帰もう一歩 動労千葉争議団 中村仁さん
最高裁に向けた10万筆署名に連日、取り組んでいただき本当にありがとうございます。今日は原告の塩﨑昭廣さんと林利明さんが来ています。
私たちの闘いはもう一歩で解雇を撤回させて原職に帰る時に来ています。その闘いを皆さんと一緒にやれていることを誇りに思います。
私たちは国鉄分割・民営化と闘い続けてきたからこそ、福島の現実、非正規の現実を受け止め、これに立ち向かう力になっていると思います。
皆さんと闘ってきた27年間の闘いを進め、ずっとずっと続けて、労働者の闘い、団結と連帯を広げていきたいと思います。どうもありがとうございます。
動かなかった組合が署名 動労千葉争議団長 高石正博さん
9・25判決が思った以上に浸透していて、今まであまり動いてくれなかった労働組合が今、動き始めています。署名に表れているとおり、かなりの動きが出ています。4週間、地域を回ってきましたが、今まで動かなかったような組合が署名をどんどんやってくれている。私たちが今まで闘ってきたことが、やっと実ってきたと思います。
これからも皆さんの力を借りながら一生懸命闘っていきますので、よろしくお願いします。
腐った国労本部打倒する 国労小倉闘争団 羽廣憲さん
4・9和解の後、私たちは解雇撤回闘争を継続し、闘い続けています。
私たちは国労本部によって組合員資格はなくなったと言われています。だから本部を相手に裁判をしています。9月3日が判決です。腐りきった国労中央本部を打倒し、組合を組合員の手に取り戻すためにこの裁判をやっています。絶対に負けられない。9月3日、東京地裁を埋めるような結集をお願いします。
国鉄闘争全国運動を大きく広く強くするために、先頭で闘います。
私たちをJRに返せばよい 国労旭川闘争団 成田昭雄さん
法大文化連盟委員長の武田君が起訴されてしまった。許せることではないと思います。
北海道では安心して列車に乗れません。除雪作業員がいない、検査する仲間がいない、修繕する仲間がいない。だから脱線事故が起きるんです。
2月にJR北海道の本社に行きました。普通入れてくれません。でも入っちゃった。JRは間違いを認めざるを得なかった。北海道の線路が悪いのは労働者のせいではなく、非正規にし外注化した結果です。私たちをJRに返せばいいんです。
分割・民営化との闘いは終わっていません。今も真っただ中です。
職場から新たな闘い
外注化粉砕へ組織拡大する 動労千葉 関道利執行委員
幕張支部で現在、外注先のCTSに強制出向中です。
5月2日のストライキは、CTSのプロパー労働者に仕業検査をやらせるという発表が4月25日にあり、急きょ職場集会を数回行い、団体交渉を行い、プロパー2人で仕業検査をやらせたらどういうことになるのか、プロパーの労働者を守らないといけないという観点からストライキに入りました。
動労千葉が、動労千葉組合員でない労働者のためにストライキをやったのは、たぶん初めてじゃないかと思います。これはCTSのプロパーの労働者、清掃部門の労働者に必ず届いています。
組織拡大をやりきれば外注化も粉砕できるということで、外注化粉砕闘争にご支援のほどよろしくお願いします。
CTS社員を守るためスト 動労千葉車両技術分科会 半田幸夫会長
検修・構内全面外注化粉砕の第2ラウンドの闘いとして、5月2日、幕張車両センターのCTSに強制出向させられた仲間がストに立ちました。
何より問題なのは、1年程度の教育でCTSのプロパー社員に仕業検査を行わせようとしたことです。車両検修は人命にかかわる仕事です。事故が起きた時に責任を取らされるのはCTSのプロパー社員です。安全を無視するCTSを断じて許せません。CTSのプロパー社員を守るためにストに決起しました。
CTSに動労千葉の拠点をつくり、取り返しのつかない事態となる前に外注化を粉砕して、仕事と仲間を元に戻す闘いに全力で取り組みます。
竜田延伸阻止という観点で訴えたいことがあります。原発に近づく形での運転再開、人のいないところに電車を走らせることのどこが復興なんでしょうか。三陸鉄道がやっているように、住民の強い要望に応えて列車を運行させることを本当の復興って言うんじゃないでしょうか。
JR東日本は、三陸鉄道の運行再開に乗っかって、山田線を三陸鉄道に譲渡しようとしています。大船渡線、気仙沼線、山田線は、バス高速輸送システムで仮復旧していますが、そこにJRというブラック企業がレールを敷くことは考えられません。
そういう地域住民の強い要望に応えず、人が帰れないところに列車を走らせる会社の暴挙に対しては全力で闘います。
竜田延伸のどこが復興か 動労水戸 照沼靖功さん
竜田延伸阻止という観点で訴えたいことがあります。原発に近づく形での運転再開、人のいないところに電車を走らせることのどこが復興なんでしょうか。三陸鉄道がやっているように、住民の強い要望に応えて列車を運行させることを本当の復興って言うんじゃないでしょうか。
JR東日本は、三陸鉄道の運行再開に乗っかって、山田線を三陸鉄道に譲渡しようとしています。大船渡線、気仙沼線、山田線は、バス高速輸送システムで仮復旧していますが、そこにJRというブラック企業がレールを敷くことは考えられません。
そういう地域住民の強い要望に応えず、人が帰れないところに列車を走らせる会社の暴挙に対しては全力で闘います。
怒りに依拠しもう一発スト 動労水戸 石井真一委員長
5月31日の集会にはたくさんの仲間が来ていただいて本当にありがとうございました。
楢葉町の帰町宣言を粉砕したのは間違いなくわれわれだと宣言していいと思います。われわれが仮設住宅とか駅前でビラをまいて楢葉の住民たちの怒りに火をつけ、町長の提起に反対だという声が上がって、帰町宣言が粉砕されたわけです。
運転再開で現場の怒りはものすごい形で噴き出しています。東労組の組合員からも怒りが噴出しています。JRは大変な矛盾を抱えています。
労働者の怒りに依拠してもう一発ストライキをやらなくちゃいけない。命をとられるような東労組にいたいのか? われわれと一緒に闘おうと訴え、堤防決壊をつくり出したいと思います。
10・1外注化を絶対阻止する 国労郡山工場支部 橋本光一さん
私は動労水戸の5・31いわき闘争にあたり、国労の役員に対して、国労郡工支部として取り組むべきだと話しました。ところが役員は、「動労水戸のやっていることは正しい。けれど国労と動労水戸は付き合いがない。上部機関の了承なしに勝手なことはできない」と言ってきました。私は「それは国労の勝手な理屈、国労の都合じゃないか。仮設住宅に避難している住民や東労組の平成採用者がこの議論を聞いたらどう思うのか。おれの言ってることが正しいと言うに決まってる」と言いました。役員の皆さんは黙って下を向いてしまいました。もうちょっとでひっくり返るところまで来ています。
郡山総合車両センターでは外注化10月1日実施が提案されています。ここで歯止めをかけなければ車両検修の労働者の誇りは完全に消されてしまう。外注化絶対阻止へ頑張ります。
JR東日本は今年4月に新津車両製作所を分社化・子会社化し、JR社員全員を強制出向させる攻撃をしてきました。これに対し3月10日、国労新潟地本、新潟県支部の主催で分社化絶対反対のデモが闘われました。
「おれはJRのやつなんか大っ嫌いだ」と言っていた職場の仲間が、当該の組合員がデモに決起した姿を見て「あの人はすごい」と言ってきました。下請けの労働者が本体の労働者への見方を変えるのは革命的なことです。本体と下請けの分断、新自由主義攻撃の核心を打ち破りました。現場の仲間、地域の仲間と団結して闘います。
本体と下請けの分断破った JR外注会社の青年労働者
JR東日本は今年4月に新津車両製作所を分社化・子会社化し、JR社員全員を強制出向させる攻撃をしてきました。これに対し3月10日、国労新潟地本、新潟県支部の
主催で分社化絶対反対のデモが闘われました。 「おれはJRのやつなんか大っ嫌いだ」と言っていた職場の仲間が、当該の組合員がデモに決起した姿を見て「あの人は
すごい」と言ってきました。下請けの労働者が本体の労働者への見方を変えるのは革命的なことです。本体と下請けの分断、新自由主義攻撃の核心を打ち破りました。現
場の仲間、地域の仲間と団結して闘います。
青年も大先輩も横一線で! 動労千葉青年部 木科雄作さん
昨年の東京高裁判決後の集会で、中村仁さんが「よくぞこんな判決を出してくれた。これで私はまだ闘える。しかばねになるまで闘う。そのしかばねが土となり、芽が出て花が咲く」と言っていました。すごい感動しました。これは青年部に向けたメッセージだって思いました。その花、咲かせてみせます!
この会場に大先輩がたくさんいらっしゃいますが、若い人に先頭を譲るなんてことは言わないで、横一線でみな最先頭で頑張りましょう。