沖大生が続々シール投票

週刊『前進』08頁(2634号06面02)(2014/06/02)


沖大生が続々シール投票

(写真 シール投票を行う学生自治会復活会の仲間。右が代表の赤嶺君【5月24日 沖大キャンパス】)

 5月22〜27日、「沖縄大学学生自治会復活会」は、「沖大生の力で戦争とめよう! 5・19集会」の高揚を引き継ぎ、自治会再建を問う全学シール投票を行いました。そして、90票(賛成63票、反対25票、無効2票)の得票で、復活会代表・赤嶺知晃君(法経2年)を委員長とする沖縄大学学生自治会の再建を高らかに宣言しました! 夕方に開催した自治会再建宣言集会は、歴史的快挙への感動と闘いの決意を胸に刻む集会としてうち抜かれました。
 自治会が目指すものは、「辺野古新基地建設反対の声をあげよう」「ビラまき禁止の学則を撤廃させよう」「4人に1人がやめざるを得ない大学の現実を変えよう」の3点です。どれも、沖大生から寄せられた切実なメッセージをもとにしています。
 投票は、「メッセージは脅して書かされた。沖大生に不満はない」などと、沖大生の決起をつぶそうとする仲地学長体制との大激突になりました。大学当局は連日十数人の職員を動員し、クラス入りや正門での投票行動を妨害するばかりか、授業内容を変更して「投票するな」「自治会を認めるな」とキャンペーンをはりました。教授やサークル顧問の立場を使って「反対票」を組織することすらありました。
 しかし、復活会の不屈の団結と登場、赤嶺君を先頭とした昼休みの怒りのアジテーションが次第に「重さ」を吹き飛ばし、悩みながら賛成票を投じる学生、「頑張ってください!」と投票する学生など多くの議論と感動的決起が生み出されていきました。最終日には、消耗する職員を前に次々と賛成票が投じられました。これが沖大生の怒りです。沖大自治会は、沖大生の怒りと団結に依拠し、全国・全世界の仲間と連帯して腐りきった大学を変え、基地と戦争をなくす闘いの先頭に立ちます!
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