裁判員制度を今こそ廃止へ 5・21東京 「大運動」主催の市民集会に230人
週刊『前進』08頁(2634号01面03)(2014/06/02)
裁判員制度を今こそ廃止へ
5・21東京 「大運動」主催の市民集会に230人
安倍首相の集団的自衛権・改憲攻撃への怒りが渦巻く中、5月21日夕、東京・日比谷公園内の日比谷図書文化館ホールで、「裁判員制度はいらない!市民集会」が230人の参加で開かれた。「裁判員制度はいらない!大運動」が主催した。
「現代の赤紙」=裁判員制度は施行から5年を迎えた。廃止に向けた運動が粘り強く闘われる中で、裁判員制度はますます労働者人民の嫌悪の的となっている。昨年度の最高裁の意識調査でも「裁判員裁判やりたくない」が実に85%に達している。
集会では、福島裁判員ストレス国家賠償訴訟原告弁護団からの報告をはじめ、裁判員制度のさまざまな問題点と破綻状況、廃止運動の地平が明らかにされた。「絶対に廃止できる」との確信と決意を打ち固める集会となった。
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