全国学生交流集会 〝沖大自治会再建を〟 初参加者・新入生が決意
全国学生交流集会
〝沖大自治会再建を〟
初参加者・新入生が決意
5月18日夕方、全国学生交流集会が那覇市内で開催されました。
集会は、司会の坂野陽平全学連書記長の「仲地学長の下で圧殺されている沖大生の怒りを、明日のキャンパス集会で解き放とう!」という檄(げき)から始まりました。
斎藤郁真全学連委員長は基調提起で、4・25闘争から「法大闘争は一大学の闘いではなく、完全に日本の大学の未来がかかった決戦として認められた。法大文化連盟委員長・武田雄飛丸君への〝器物損壊〟デッチあげ不当逮捕は、全学生への恫喝だ。運動の拡大が最大の反撃だ」と訴えました。
そして「階級的労働運動と沖縄学生運動の復権は、国際連帯の力で沖縄から基地を撤去する闘いの具体的実践だ。沖大学生自治会建設の挑戦は、IJBS労組の闘いと並んで歴史の転換点となる」と断言しました。
沖大自治会復活会代表の赤嶺知晃君は「沖大当局が、若者が生きられない現実を容認し、学生に競争をあおっていることが許せない」と復活会結成に立ち上がった思いを語りました。そして16日の赤嶺君の学内演説に「演説を聞いて初めて〝これが大学だ〟と思った」などの反応が寄せられたことを報告し、「この情勢下で沖大生が戦争反対を掲げて集会を行う意義は絶大だ。自治会建設が全世界を変える力になる!」と強調しました。当局のネガティブキャンペーンが無力化し、4月からの闘いが前進していることを参加者全員が確信しました。
3人の沖大生が「沖大は自由な大学だと思っていたが、そうではないと知って怒りを覚えた」「赤嶺君が立ち上がるのを見て〝僕もやってみるか!〟と思った」と明るく訴えました。
沖縄初参加の1年生とともに登壇した法政大学の洞口朋子さんは、「今回の武田君弾圧や09年暴処法弾圧に使われた学内盗撮カメラ・看板に大学の腐敗が凝縮されている。今すぐ武田君を奪還しよう!」と呼びかけました。
続いて京都大同学会委員長の大森靖之君、東北大自治会委員長の青野弘明君、福島大生、広島大自治会委員長の百武拓君、富山大生が闘いを報告しました。最後に、初参加者がずらりと登壇してアピール。広島大の新入生は自治会執行部立候補への決意を、首都圏の新入生は「次は自分の大学で自治会をつくりたい!」と決意を語り、会場が湧き立ちました。
坂野書記長の団結ガンバローで参加者は心を一つにし、沖大自治会再建から強大な全学連運動の復権へ最高のスタートを切りました!
(T)