団結ひろば 投稿コーナー
団結ひろば 投稿コーナー
三多摩の春闘行動で国鉄署名が100筆 三多摩 小林一枝
3月13日、全労連主催の三多摩春闘行動で、国鉄解雇撤回署名をお願いしたところ、「集会の邪魔にならないようにやって」という条件で許可されました。3人で1時間弱、頑張ったら100人が応じてくれました。カンパも寄せられました。
この集会は共産党系の「春闘をストライキで取り組もう」という趣旨です。木曜日の午後でしたが、250人が参加しデモも行いました。
署名に対しては、「まだ頑張っているんですね」「東京高裁が不当労働行為を認めるなんて滅多にないですよ」「JAL解雇の裁判とも関係するんですか」など多くの反響があり、1047名闘争の行方が労働運動全体を牽引(けんいん)することを実感しました。
ストなしの官製春闘がはびこる中で、青年もかなり参加していました。かつて物資販売などで組合を訪ねたが断られた組合の旗もありました。その組合の青年が署名してくれ、物販のカタログを見せ「こんど組合を訪ねますので」と言うと、「どうぞ来て下さい」
という反応でした。
今は「あの勢力は前に断られた」「やっても無駄」という考えを、まず自分たちの中から打ち壊すことが必要だと思います。労働者の集まるところ、職場のすべて(労働者の居るところすべて)にビラまきをし、国鉄署名を求めることが「義務」の時代・情勢です。「集まらないのは集めない(突っ込まない)から」です。これからメーデー情勢です。大いに突っ込みましょう。
三里塚集会に初参加 すべてが変わった 東京 涼風真宮
初めて三里塚の集会に参加しました。昨日(3月23日)は本当に現実を目の当たりにした一日でした。
福島から沖縄まで、こんなに小さな日本国からさまざまな問題を抱えた組合や自治体の方々の、大規模なデモンストレーションに初めて参加させていただきました。
おびただしい数の機動隊。秩序を脅かす者に動くはずの300人を超える公安に囲まれて。
芝公園から東京駅まで精一杯の声を上げ歩きました。今まで傍観者の立場で見ていた自分が恥ずかしく、情けなく、また、気付かされた瞬間でもありました。
初めての参加ということで公安に目を付けられてはいけないと、私には顔をなるべく隠すようにと、配慮をしてくださった方も同じ、日本人です。まだわずか10歳の男の子が「端は機動隊にけがをさせられるかもしれないから真ん中に入って!」 「僕が守るから!」と......。私は正直、涙がこぼれました。
機動隊は、威圧のためか、銃と手錠を見せ付け、公安は、どこまでも、 顔を特定するために カメラを回していました。秩序がないのは......どちらですか? TVでは、けっして報道されない、国家権力の恐ろしさ。
でも、この国を立ち上げ直すのも、国民、一人一人に掛かっていること。すべては昨日、私の中で変わりました。
自分だけが幸せならいい......は通用しない。それが現状です。どうか、無関心が人を殺してしまうということに気が付いてください。
新作「三里塚大地の乱2014」を広めよう 東京 高村宏信
3月26日に市東さんの農地裁判控訴審が東京高裁(貝阿彌誠裁判長)で始まった。新たな闘いの開始だ。
その3日前、東京・芝公園で全国集会が開かれ、反対同盟北原事務局長が「何が正義かをこの法廷で明らかにする」と訴えた。受付で新作DVD「三里塚大地の乱2014/市東さんの農地を守れ」を購入し、裁判前と裁判後に何回も見た。
二つの場面で胸がジーンとした。一つは、市東さんが「農地は命そのもの」「1億8千万円より、1本100円の大根をつくる方が大事」と何の気負いもなく自然体で言っている場面だ。この言葉の深み、農民らしさが、48年間の三里塚闘争で培ってきたものだと胸がつまる思いだ。
もう一つは、三里塚の歴史を一望する画面。青年行動隊や婦人行動隊のデモや、国家権力と実力で闘うすさまじい闘い、これが今につながっているんだという思い......。
東京高裁大法廷で開かれた裁判を傍聴し、市東さんの意見陳述と弁護団の控訴理由書陳述を聞いてあらためてその正当性に確信を深めた。
親子3代90年耕作し続けている畑を土地収用法で強奪することに失敗した国(NAA)側が、本来耕作者保護のためにある農地法を悪用して、地主の藤﨑から小作者の市東さんに秘密裏に畑を買収して15年間隠した。市東さんに1億8000万円の小作補償を一方的に提示し拒否されると、今度は、買収後17年間も農地として公然と利用されてきたのに、〝転用目的(空港に土地を使用)だから知事の許可は不要〟と明け渡し裁判に訴えているのが現局面だが、法的にも論理的にも百パーセント破綻している。
このDVDを8枚購入し、友人に送った。DVDを広め、全力で農地裁判に決起していこう。