法大開講日 〝無罪の学生に謝れ〟 文連の登場に大きな共感

週刊『前進』06頁(2628号04面02)(2014/04/14)


法大開講日
 〝無罪の学生に謝れ〟
 文連の登場に大きな共感

(写真 警察に通報して後ろに隠れる法大当局を文連・全学連が徹底追及【4月8日 法大前】)


 全国の学友のみなさん。法大キャンパスが4月8日に開講し、文化連盟と全学連は早速昼休みに登場して、田中優子新総長体制を徹底追及する大情宣を行いました。
 教職員の弾圧体制を弾劾して、冒頭に文化連盟委員長・武田雄飛丸君がアピール。「法大は『無罪確定』を受けても謝罪の一言もない。そればかりか、いまだに構内のあらゆる場所で5年前の『暴処法』(暴力行為等処罰に関する法律)逮捕をことさらにポスターで喧伝(けんでん)し、〝文化連盟は危険団体だ、折衝には応じない〟とキャンペーンしています。私たちは『容疑者』の段階から犯罪者扱いされてきましたが、法大当局は暴処法無罪が確定した今も謝らないどころか『危険団体』のレッテル張りで〝文連とかかわるな〟と学生に強制しています。4月1日に就任した田中優子新総長は『秘密保護法反対、原発反対、戦争させない』と言っています。しかし自らの大学でやっていることは何か? 無罪の学生に謝罪しない。大学を批判すれば弾圧職員がカメラを向けて盗撮する。言っていることとやっていることがまるで違う。こういう口先だけの『リベラル』知識人が左から安倍政権を支えて、青年・学生を低賃金・非正規職の地獄にたたき落としています。4月25日に僕の処分撤回・規制反対のデモを行います。処分撤回署名も集めています!」
 さらに斎藤郁真・全学連委員長と首都圏学生がアピール。総務部庶務課長・浅野広人を先頭にした弾圧教職員は、文連と全学連の追及に一切答えられず、暴処法無罪の事実にコメントもできない。圧倒的な法大生の注視のもとに追い詰められたある弾圧教授は「でも君たちは逮捕されたんでしょ?」と居直りの大暴言。ふざけるな! 48年の獄中闘争の末にデッチあげをうち破って再審決定をかちとった袴田巌さんにもそんな言葉が言えるのか! 腐りきっている。揚げ句の果ては警察権力に通報し、無罪の事実に対して何の反省もないことを初日から自己暴露しました。なんという恥知らず!
 田中優子総長は、毎日新聞4・3付で「世界のどこでも生きていける学生を育てる大学」とほざいていますが、その中身は弾圧教職員であり、裏切り者の学祭実であり、警察権力との汚い癒着です。田中総長はそもそも法大の新自由主義化を進めた清成元総長の熱烈な信奉者です。こんなあり方に未来はない。
 当局との激突の中で「文連頑張れ!」という声や処分撤回署名に応じる学生が次々生まれています。法大生がただちにツイッターで「田中総長の護憲とか人権とかはあくまで商売的なタテマエ」「己が言論弾圧しながら護憲を言っても説得力ゼロ」「法政で一番活発なサークルは文連」と書き込んでいます。
 田中新総長体制の反動性は入学式・新歓・開講日でハッキリしました。田中総長体制を打倒し不当処分撤回へ! 4・25法大集会へ全国の新入生は総決起しよう!
(法政大学 内海佑一)

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