暴処法無罪で祝勝会 学生運動の新たな金字塔

週刊『前進』06頁(2625号04面02)(2014/03/24)

 暴処法無罪で祝勝会
 学生運動の新たな金字塔

(写真 無罪の被告団5人が登壇し「勝利宣言」)
(写真 全員で肩を組みインターナショナル斉唱)

 3月18日、法大「暴処法」無罪祝勝会が開催されました。(無罪確定は本紙2623号で報道)
 司会は全学連書記長の坂野陽平君です。冒頭に12年の一審無罪からの法大闘争を描いたビデオ上映が行われました。
 被告の恩田亮君の乾杯の音頭を受けて、被告団長の内海佑一君が基調を提起しました。「法大『暴処法』無罪は日本学生運動の金字塔です。国労5・27臨大闘争弾圧に続いて、学生運動でも東大ポポロ事件を超えました。物理的精神的に闘いを支えてくださったみなさんに御礼を申し上げたい」「われわれは法大『暴処法』裁判弁護団長・鈴木達夫さんとともに都知事選を闘いぬき、また武内更一弁護士が立候補した日弁連会長選とも一体で闘いました。この力が無罪の最深の力となりました」「暴処法を打ち破った力は第一に完全黙秘・非転向の闘いです。第二に裁判闘争とキャンパスの闘いを一体化させたこと。第三に新たな指導部を建設したこと。第四に労働者階級と団結し国際連帯をも生み出したことです」「不当処分撤回! 4・25法大全国集会に総決起しよう!」と訴えました。
 さらに被告団、弁護団、革共同救対部のアピールと来賓あいさつが続きました。被告の増井真琴君は「無罪をとりましたが弾圧の悪らつさは絶対に忘れてはならない。法大当局や公安に必ず責任をとらせなければならない」。恩田君は「暴処法というすさまじい弾圧の中でも僕らは完全黙秘で闘ってきた。そしてコツコツと闘い続けてついに無罪を確定させた。これはすごい力がある。負ける気がしない。革命に向かって共に闘いましょう」。鈴木弁護団長は「団結の強さと国家権力の脆弱(せいじゃく)さを最も示したのが、(検察が)上告もできずに勝利した今回の無罪です。完全に学生運動の金字塔が打ち立てられた。ますますがんばりましょう」と結びました。
 最後に法大生と首都圏学生からアピール。文連委員長の武田雄飛丸君は「すばらしい勝利です。当局には落とし前をつけさせましょう。御用学生団体も打倒して、必ず処分を撤回させます。4・25法大全国集会へ総決起を!」と訴えました。「暴処法」無罪の地平をあらゆる職場・キャンパスに拡大しよう!(U)

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