闘いは進む 合同労組 青年の怒りと結びつき春闘行動を闘いとったぞ! 関東  花月 澪

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週刊『前進』06頁(2625号03面05)(2014/03/24)


 闘いは進む 合同労組
 青年の怒りと結びつき春闘行動を闘いとったぞ! 関東  花月 澪


 私が所属している合同労組は、郵政、委託会社、事務、医療・福祉、運送業、物流倉庫をはじめあらゆる産別・職種の労働者と結合し、職場に分会をつくり、拠点建設へ向けた闘いに奮闘しています。
 この3月、解雇・雇い止め、強制配転、勤務形態の不利益変更などの攻撃が吹き荒れています。青年部を中心に合同労組の仲間と連日連夜討論を行い、闘いをつくりだしています。
 今、青年労働者の置かれている現実は本当に過酷です。あらゆる矛盾が青年労働者に集中しています。低賃金でダブルジョブをしなければならない、非正規職でしか仕事がない上に、数カ月後に契約更新されるのかどうかもわからないという不安な気持ちと怒りを感じながら、日々生きています。
 当たり前に行われているサービス残業。残業をしなければ食べていけない実態を強制して、労働者の命を削り落とす。この労働強化が「過労死」につながっています。「過労死」しても資本は「体調管理をしっかりとしていない方が悪い」と労働者に責任を転嫁し、「自分たちは何の責任もない」と開き直る。労働者側がひとたび資本にモノを申した瞬間に、解雇・雇い止め、契約打ち切り攻撃をしてきます。本当に許せません。
 この闘いの渦中で、3・16春闘大行動が闘われました。「このような現状をもう許してはいけない。なぜ資本家のために労働者が殺されなくてはならないのか!」「なぜ現場を動かしている労働者が解雇されなければならないのか!」という怒りのあふれる集会でした。鈴木達夫弁護士の都知事選での闘い、動労千葉の春闘をめぐる闘い、首広連の闘いに触れて、今の情勢の中で路線に基づく団結をつくり、広く労働者大衆と結びつくことができるということを再度確信できました。すべての発言者が自らの職場で闘い、仲間を組織して集会に来ているため、迫力ある発言でした。「これから団結を拡大し、拠点職場をつくるために自分がリーダーになる!」――とても決定的な発言だと思いました。
 私の合同労組での課題は、ひとつの職場から団結をつくり、闘いをつくりだし、その闘いを地域に拡大していくことです。そのためには、細胞建設と地区党建設を職場闘争と一体的につくりだすことが求められています。青年の中では、『前進』を軸とした機関紙活動をあらためて確立し、白熱的な討論をつくりだす闘いにチャレンジしています。
 6・8国鉄闘争全国運動集会へ向け、国鉄10万筆署名を軸に、自分の職場に組合をつくる闘いと、JRの外注先の労働者をはじめあらゆる産別の労働者の組織化を行う決意です。

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