金曜行動 誇り持ち闘おう 元医療労働者が発言
週刊『前進』06頁(2623号04面04)(2014/03/10)
金曜行動 誇り持ち闘おう
元医療労働者が発言
2月28日午後6時半から恒例の首相官邸前・国会前の反原発行動が闘われた(写真は国会前)。安倍政権が25日に「エネルギー基本計画」案を決定、原発を「重要なベースロード電源」とし「原発ゼロ」を撤回したことへ怒りがあふれた。
官邸前でいつも発言している女性は、安倍が10万人以上もの避難住民を置き去りに再稼働に突き進んでいると弾劾した。
国会前では元医療労働者の男性が、「手術して病理解剖して細胞を取れば、甲状腺がんだと言うけれども、手術しないと『がんの疑い』という言い方をするのは欺瞞︵ぎまん︶です。それでも74人が出ている。時間の経過とともに急カーブで子どものがん、大人のがんが確実に増えるのは、チェルノブイリのデータで分かっていますし、医療関係者はみんな分かっている」「これは日本だけではなく、世界の問題です。誇りを持って反対運動をしましょう」と締めくくった。
(K)