被青同・反戦被爆者の会 広島でビキニ集会

週刊『前進』06頁(2623号01面03)(2014/03/10)


 被青同・反戦被爆者の会
 広島でビキニ集会

(写真 3・11反原発福島行動へ被青同と反戦被爆者の会が「ビキニデー集会 in Hiroshima」を開催【3月2日 広島市 】)


 3月2日、広島市内で「ビキニデー集会in Hiroshima」が全国被爆者青年同盟と反戦被爆者の会の主催で開催された。冒頭、「2・23怒りのいわき行動」のビデオを上映した後、被青同の一貫田康博委員長が開会あいさつを行い、被爆2世の中島健さんが被青同と反戦被爆者の会を代表して基調を提起した。
 中島さんは安倍政権による福島圧殺に怒りを表明し、「被青同こそ階級的労働運動の先頭に立って新自由主義打倒へ闘う」と決意を明らかにした。そして、①階級的労働運動を国鉄決戦を軸に推進する、②内部被曝の隠ぺい、福島圧殺を許さず、ふくしま共同診療所を守りともに闘う、③被曝労働絶対反対で闘う労働組合をつくりだす先頭に立つ、④新自由主義による医療民営化、医療破壊と対決し、高陽第一診療所を被爆(曝)と闘う階級的拠点とするために労働組合と団結して闘う、と提起した。
 続いて、高陽第一診療所労働組合から特別報告が行われた。「労働者こそ職場の主人公。労働者の団結で高陽第一診療所を新自由主義と闘う拠点とし、被青同、ふくしま共同診療所とともに闘う」と鮮明な決意を表明した。
 8・6ヒロシマ大行動実行委員会、広島連帯ユニオン青年部、動労西日本から闘いの決意が述べられた。最後に、被青同の宮原亮さん(広島連帯ユニオン青年部長)が「都知事選で掲げられた『被曝させない』は、全労働者階級の課題。労働組合として団結して闘おう。3・11反原発福島行動の大結集をかちとり、8・6ヒロシマ世界大会の成功へ」と訴えた。

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