金曜行動 福島放置するな 「五輪反対」候補に声援
週刊『前進』06頁(2617号05面06)(2014/01/27)
金曜行動 福島放置するな
「五輪反対」候補に声援
(写真 寒さを吹き飛ばし「原発やめろ!」「再稼働するな!」と激しいコール【1月17日 首相官邸前】)
全原発の廃炉と安倍打倒に向け、都知事選挙闘争に巨万の労働者民衆が立ち上がり始める中、1月17日、首相官邸前・国会前で金曜行動が行われた。鹿児島県、高知県から駆けつけた人など今回も多くの人が参加した。
官邸前では毎回参加している女性が「安倍首相! あなたは福島で苦しんでいる被曝者の方や子どもたちを放置している。私たちは腹の底から怒っています。原発は直ちにやめなさい!」と怒りの声を上げた。若い男性は「安倍首相! 何でそこまで原発を進めるんだ! そんなに金もうけがしたいのか! 人の命より自然よりお金が大事か!」と叫んだ。
国会前では中年の男性がマイクを握り、「鹿児島県薩摩川内(せんだい)市から来ました。毎週の首相官邸前・国会前での金曜行動ありがとうございます。全国各地で、特に原発立地で金曜行動をしている皆さんは結構心細いんです。そういう時に支えになるのはここの皆さんです。これからもよろしくお願いします。原発をなくすまで声を上げていきましょう!」と訴えた。
年配の男性は「ここには年配の方がたくさん来ていますが、若い人たちは仕事もあって来られない。われわれ一人ひとりの年配者の後ろでは百人、千人の若い人たちが期待している。われわれは声を上げ続けましょう」と呼びかけた。
若い男性は「都知事選挙についてスピーチします。中核派の支援で弁護士が立候補するそうです。『原発反対』ということと『東京オリンピック返上』ということで闘うそうです。私は大いに声援と拍手を送りたいです」と発言した。
(H)