杉並 都革新が新年旗開き 都知事選必勝誓う
週刊『前進』06頁(2617号03面02)(2014/01/27)
杉並 都革新が新年旗開き
都知事選必勝誓う
(写真 鈴木たつお弁護士の都知事選必勝へむけ団結ガンバローを三唱)
1月19日、都政を革新する会が杉並区の荻窪タウンセブンで旗開きを盛大に開催した。区民や闘う労働組合、諸団体から140人が参加し、鈴木たつお弁護士を支持し都知事選挙に一丸となり躍り込む態勢を整えた。
「燃えに燃えて年頭から闘う」。都革新代表の長谷川英憲さんの開会あいさつにも力が入る。会場全体がすでに都知事選決戦モードだ。
早速、鈴木弁護士が立候補にあたっての決意を表明した。「新自由主義は社会をずたずたに破壊している。安倍倒せは地の声だ。1千万有権者の渦巻く怒りと結合するのが都知事選挙だ」。韓国民主労総のゼネスト、改憲を阻止し続けてきた動労千葉のストライキ、イギリスの弁護士7千人の社会福祉予算削減に反対するデモとスト――。鈴木弁護士はこうした闘いに突き動かされ立候補を決断したという。どこまでも労働者民衆とともに歩む候補だ。
「東電の最大株主は東京都だ。東電の原発はただちに廃炉決定する」「福島の問題、労働者の権利の問題、都市の構造の問題からしてオリンピックは返上だ」という鮮明な主張に、参加者は満場の拍手で応えた。
福島の怒りをともにするのが都知事選である。ふくしま共同診療所の松江寛人院長があいさつに立ち、「甲状腺がんが発見されても、県は原発事故とは関係ないと言う。とんでもない話だ」と報告。また福島市の椎名千恵子さんも、「“福島は安全だ”と言うために子どもたちを外に駆り出す。子どもたちの未来を守るためにオリンピックは返上だ」と、選挙戦を闘う決意を述べた。
地域の医療機関からは「過重労働こそ資本主義の問題だ」と資本と対抗する意義を語った。
労働者民衆の新たな闘いを
ここで、7月杉並区議補選に立つ都革新事務局長の北島邦彦さんが、時代認識と方針を全面的に提起した。北島さんは「危機に陥っている支配層、新しい闘いを進めていこうとする労働者民衆、そのせめぎ合いの中で都知事選がある」とした上で、「私たちが権力をとる準備があることに手を挙げる。階級的労働運動を再生させ、反原発運動も社会を変革する運動として前進させよう」と意気高く訴えた。そして7月補欠選挙を「既成政党に対し、都革新はひとつの党として真正面から激突し勝利する」と新たな挑戦に踏み出すことを宣言した。
乾杯の後、テーブルを囲んで食事をとりながら交流を深めた。
後半の冒頭、動労千葉、三里塚反対同盟の市東孝雄さんと萩原富夫さんからのメッセージが読み上げられた。
革共同の天田三紀夫書記長の連帯あいさつの後、地域の闘う仲間が、鈴木弁護士を支持して闘う発言を次々と行った。
東京西部ユニオンの吉本伸幸委員長は舛添支持の連合東京を弾劾、「都知事選を14春闘と一体で職場から闘う」と発言。鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議呼びかけ人の花輪不二男さん、すべての原発いますぐなくそう!全国会議の織田陽介事務局長、全国水平同盟杉並支部の狩野正幸書記長、東京西部ユニオンアメリカン・アパレル分会の富田翔子書記長、星野文昭さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の狩野満男さんが続いた。
最後に全員で団結ガンバローを三唱した。