12・22革共同政治集会 青年・学生軸に大成功

週刊『前進』06頁(2615号02面02)(2014/01/13)


 12・22革共同政治集会 青年・学生軸に大成功
 『50年史』武器に勝利へ団結

(写真 マル青労同の同志は「青年の指導部を全地区につくりだそう」と訴えた。最後に参加者全員でインターナショナルを斉唱【12月22日 東京・北区】)

 12月22日、東京・北区赤羽会館で革共同政治集会が開催され、首都圏を中心に750人が結集した。集会冒頭、三里塚芝山連合空港反対同盟事務局次長・萩原進さんの急逝が司会の学生から伝えられ、参加者全員で1分間の黙祷(もくとう)を行った。集会は萩原さんの遺志と不屈の闘魂を断固引き継ぎ、勝利の日までともに闘う決意を参加者全員で打ち固める場となった。
 基調報告は「国鉄・反原発・改憲阻止・星野奪還決戦へ、青年労働者・学生の決起で新自由主義を打倒する!」と題して深田力同志(中央学生組織委員会議長)が提起した。

 4大決戦貫き革命やりぬく

 「この11~12月、安倍政権の戦争・改憲への動きが進み、それに対する数万、数十万の労働者人民の怒りが大爆発した。新自由主義の先兵=猪瀬が打倒され、首都は2月都知事選に向け政治決戦のるつぼになる。沖縄も辺野古新基地をめぐる決戦に入る。この決戦の最先頭で闘い、『国鉄・反原発・改憲阻止・星野同志奪還』の闘いを発展させよう」――革共同を代表した深田同志の訴えに、集会全体が決意をひとつにした。
 続いて深田同志は、集会の獲得目標として、①『改憲阻止・安倍打倒!新自由主義・日帝打倒!』の14年決戦に突き進もう、②獄中39年の星野同志を奪還する14年決戦にしよう、③“革共同50年史”である『現代革命への挑戦』を武器に、革共同を巨大な青年・学生の党として発展させよう――の3点を提起した。深田同志が『現代革命への挑戦』を掲げ、その最初のページに載った1985年11・28動労千葉ストライキの写真を紹介すると、大きな拍手が沸き起こった。
 深田同志は「革共同は〈国鉄決戦の党>であり、国鉄闘争に勝利して日本の労働運動の主流派になる党、国鉄労働者とともに革命をやりぬく党である」と強調し、動労千葉鉄建公団訴訟控訴審の9・25判決について「国鉄分割・民営化の違法性・不当性を認めさせた。26年間にわたる1047名解雇撤回闘争は正義だったと認めさせた」と提起した。
 そして「世界大恐慌の深化は大失業と戦争、革命を生み出す」ことを確認し、14年決戦を「国鉄・反原発・改憲阻止・星野同志奪還」を四つの柱として闘うこと、革共同を「労働運動をできる党」へ飛躍させることを訴えた。そして当面する国鉄・最高裁決戦、3・11郡山集会、3・23三里塚全国集会(東京・芝公園)への総決起を呼びかけた。
 最後に『革共同50年史』を武器に青年・学生を獲得し、「党と労働組合の一体的建設」「『前進』1万人読者網と非合法・非公然党の建設」をかちとることを訴えて基調提起を締めくくった。

 青年と学生が集会の熱高め

 集会では革共同東京都委員会、関東地方委員会から報告と決意が表明された。東京都委員会の同志は「国鉄闘争を武器に猪瀬・石原・安倍を串刺しにして打倒し、革命的議会主義の真価を発揮して14年7月杉並区議補選を断固闘う」と決意表明。関東地方委員会の同志は「JR平成採の青年の獲得に革命の成否をかけて挑戦し、ライフサイクル粉砕決戦に必ず勝利する。14年決戦で労働組合の権力をとる」と力強く宣言した。
 特別アピールとして3・11郡山へのアピール、国鉄決戦へのアピール、マルクス主義青年労働者同盟とマルクス主義学生同盟・中核派からのアピールが行われた。
 集会の最後に決意表明として、全学連三里塚現地行動隊、闘う弁護士、革共同救援対策本部、自治体労働者委員会、教育労働者委員会、全逓委員会、合同・一般労組委員会、全学連、マル青労同の同志が発言に立った。三里塚現地行動隊の同志は、「萩原さんは最後の最後まで革共同とともにあった」と声をつまらせながら語り、3・23芝公園集会と市東さん裁判勝利への総決起を呼びかけた。マル青労同の同志は第10回大会の成功を報告し、「JRの中に青年労働者の指導部を建設する闘いに踏み出した。今こそ青年の指導部を全地区につくりだそう」と発言した。
 最後に参加者全員でインターナショナルを斉唱し、熱意にあふれた集会を締めくくった。
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