反対同盟一斉行動 新3万人署名を訴え 市東さん先頭に地域回る
週刊『前進』12頁(2614号04面02)(2014/01/01)
反対同盟一斉行動 新3万人署名を訴え
市東さん先頭に地域回る
三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連による空港周辺地域への8回目の一斉行動が、12月14日に行われた。
13年は市東孝雄さんの農地裁判に全力で取り組みつつ、それと一体で周辺地域住民の空港への怒りを形あるものにする闘いを、反対同盟は真剣かつ地道に推し進めてきた。これをさらに14年に継続し発展させるために、全員が奮起した。
雲一つない晴天に恵まれ、午前9時に天神峰の市東さん宅離れに集合。萩原進事務局次長から「新年から開始する新たな3万人署名・カンパ運動を伝え、さらに反対同盟の新年旗開きへの参加を呼びかけよう」との提起を受けて、それぞれが「反対同盟ニュース」最新号を持って分担地域へ飛び出した。
市東さんは成田市の西大須賀、名古屋の農村地域を回った。前回訪ねたときの記憶をもとに、フットワークも軽く次々と訪問し、「空港反対同盟から伺いました。農地裁判の控訴審が3月から始まります。ニュースをぜひ読んでください」と元気よくあいさつしていった(写真上)。
夕方に市東さんの畑のビニールハウスでこの日の行動の集約が行われ、それぞれの訪問先についての報告を持ち寄った(写真下)。
まとめとして萩原さんが、「今後は後継者となる青年層と話をすることを追求しよう。住民とここまで話ができるようになったことがこの1年間の成果だ。旗開きまでの間にも、それぞれ回れる人はぜひ回って対話を進めてほしい。それが控訴審闘争へ弾みをつける」と提起し、参加者のこの1年の労をねぎらった。
夜には反対同盟の団結忘年会が開かれ、市東さんの音頭で乾杯、参加者の笑顔が弾けた。