団結ひろば 投稿コーナー
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全学連が模範を示すドイツの学生も闘う ドイツ ローラ・アイゼンベルク
全学連がカリフォルニアで3・4教育ゼネストに参加することができて、私もとてもうれしく思っています。
全学連の動画も見ました。すごいです! 勉強になるし、なんと言っても感動的で印象的です! それに全学連のみなさんについてはこれまで写真で見てきただけなので、行動する姿を見ることができてよかったです。デモや演説の様子など、3・20集会のビデオや写真は私たちを勇気づけるものでした。
バークレーの学生が呼びかけた不当処分に抗議する署名を、私もしました。ドイツの教育ストの仲間たちにも転送しました。カリフォルニアの状況がドイツでも知られるようになったらいいし、署名の数が増えたらいいな、と思って。
さて、ドイツの学生運動を成功させるための課題は、教育制度に対する批判をさらに、苦悶(くもん)にあえぐ資本主義体制のほかの諸領域に対する批判にまで押し広げることです。その点、全学連は模範を示しています。全学連は教育の民営化に対して闘うばかりでなく、沖縄の米軍基地、成田空港、それに戦争そのものに対して闘い、1047名の国鉄労働者のために闘っています。日本の3・20集会ではとても若い学生からすごく年取った労働者までみんなが演説し、学生と労働者が団結することは可能なんだということを理解することができました。
ドイツの教育スト運動がラディカルな運動になり、その中から真に左翼的運動が誕生するためにはもっといろいろ努力しなければなりません。そのために私たちはこれからも闘います。
食汚染は資本の矛盾三里塚野菜を広める東京 野中絵美
以前私は、食についてまったく無関心で、食べることにできるだけ時間やお金を掛けないようにしていました。そんな私が三里塚の無農薬野菜を取り始め、色々なものを時間をかけて手作りするようになったのは、現在の「食」の中に、資本主義による合理化の結果としての汚れが存在していると考えるようになったためでした。
スーパーやコンビニで売られている食品の原材料の中にあれほどの有害物質が含まれているのはなぜか。安い人件費、材料費で短期間に大量生産するため、つまりメーカー側の利益のためです。仕事で忙しい親に代わって、レトルト食品やファストフード、総菜、カビの生えないパン等が子どもたちを育てています。そういうものに頼らなければならない長い労働時間のためです。
過労による健康被害を生み出しているのは資本であるのに、自己責任であるかのように思い込まされています。でも本質的な問題は資本主義の合理化や利潤追求の矛盾にあるのです。食品メーカーによる偽装表示等は、欠陥自動車や鉄道の事故と本質を同じくするものです。
汚染された食は、食事療法だの国産品の購入だのエコ意識だのといった小手先では解決できません。資本主義の枠内での安全はあり得ないからです。このような視点からも合理化絶対反対、資本主義打倒を訴えたいと思います。
私は三里塚の無農薬野菜と向き合ってから身体的にも精神的にも健康になりました。友人たちにも広めたいと思います。
『前進』読者会に参加労働者の生き方学ぶ 大崎宏治
現在、私は『前進』の読者会に参加させてもらっています。
これまで、共産党で活動してきた私にとって、現在の日本の労働者をめぐる情勢や世界情勢について、問題点が的確に分かり、とても良い勉強になっています。従来は、ほとんど選挙活動に従事していましたし、それが当たり前だと思っていました。『前進』を知り、労働者としていかに生きていくべきなのかを痛切に考えさせられました。
読者会をとおして、選挙だけ、議会対策だけでは何も変わらないと確信しました。さらに、マルクス主義についてもまったく何も学習する機会がなかったため、労働者は自身がどうあるべきかを学んでいく必要性も実感しています。
これからは、私たち労働者の世の中にしていかねばならないと感じ、日々、新聞を読ませてもらっています。
第10期党学校で 階級的労働運動で障害者解放かちとる 長井伸行
一年をとおして学校に通い、搾取と収奪の違いすら解らず、労働者の一員だという明確な確信をもっていなかった過去と決別し、私自身の革命をなしとげた思いです。
党員であること、そして労働組合に身をおき、革命を望むなら、さらに党内での団結、労働者との団結を本気で望むなら、マルクス主義を自らのものとしなければ同じ土俵には立てない、この学校での体験を今後の実践とともにさらに深めていこうということです。
一番印象に残っているのは、『資本論』の講師の「社会をわしづかみにとらえる」という言葉。資本主義社会とはどういう社会か、その打倒には何が重要かをつかむことだと思います。
特に精神や身体に障害を抱えた者も、資本による搾取をうけていることがハッキリしたことが最大の成果です。その鍵は「労働」をどうとらえるか。障害者は資本主義体制のもとで、労働現場から基本的に排除されていると言えます。しかし本来「労働」は、資本家の利潤を生むための行為ではなく、人間の本源的ないとなみです。現に今でも職場で労働をしている障害者は無数に存在しています。さらに言えば、本当に労働ができない仲間もいます。しかし、彼ら・彼女らも資本主義国・日本に存在し、人間として必死に闘い、生き抜いています! このこと自体が、資本のもとで別な形態ではあれ搾取されているのが事実です。
これをつかんだことが、塩川グループ等と完全に決別できた根拠であり、さらに階級的労働運動路線を我が物とできる根拠にほかなりません。
最後に、障害者解放の問題について断言します。「階級的労働運動で解放をかちとろう!」