反戦共同全国活動者会議
反戦共同全国活動者会議
職場・地域で主流派に
今春の闘いを活発に討議
2月14日、東京都内で反戦共同行動委員会全国活動者会議が開かれた。動労千葉の2・1〜2ストから2・13全国労働者総決起集会、JR本社デモの高揚を受けた活発な討議が行われた。
冒頭、入江史郎代表が1992年結成以来18年の反戦共同の歴史を振り返り、「闘いながらけりをつけていく流儀で全国労組交流センターを基盤に闘ってきた。安保改定50年の今年、労働者が時代の主人公としてどう闘うか。帝国主義国家を全否定する闘いとして登場することが求められている。動労千葉を運動のど真ん中にすえ、すべての勢力を集中して闘うことが核心だ」と提起した。さらに入江代表から、滝口誠事務局長が副代表、新事務局長に都政を革新する会の北島邦彦杉並区議が就任するなどの新人事も提案された。
基調報告を行った滝口事務局長は、「2・13闘争は意気天を突く闘いになった。若い労働者のエネルギーがすごかった」と語り、09年の闘いの前進について「核心は時代認識と路線だ。大恐慌と8・30情勢をどうとらえ闘うかで決定的な分岐が生まれた。私たちの路線は労働者階級の自己解放的決起を土台に据えて闘うことだ」と総括した。
その上で「今年は大決戦だ。労組交流センターの第17回総会で、階級的労働運動=動労千葉労働運動の本格的な実践を進め、戦争と改憲、道州制・民営化と労組破壊の攻撃に立ち向かう組織体制を確立した。そのもとに戦争と改憲攻撃に切り込む反戦共同行動の本格的な実践と組織化を進めよう。天下大乱、大乱を好機として挑みかかる年としよう」「動労千葉は2・1〜2ストで検修外注化阻止決戦勝利の展望をつかんだ。反合・運転保安確立、組織拡大こそ勝利の如意棒。革命まで続く闘いだ」「今春3・20イラク反戦7周年、3・28三里塚、4・28沖縄闘争へ」と闘いの方針を鮮明にした。
全学連、婦人民主クラブ全国協議会、三里塚、広島、長崎、青森など全国から闘争報告が行われ、活発な討議となった。北島新事務局長が最後に「職場で地域で主流派になっていこう。労組交流センターを基盤とする反戦闘争機関として闘い、民主党・連合政権を打倒しよう」と討論をまとめた。
(東京・K)