八尾北医療センター 2・28総決起集会に結集を
八尾北医療センター民営化絶対反対、道州制粉砕
2・28総決起集会に結集を
八尾北労組が全国にアピール
八尾北医療センターを民営化し八尾北労組をつぶそうとする攻撃との攻防が火を噴いている。センター売却を狙う八尾市は土地建物の鑑定を策動してきたが、労組はこれを拒否し、09年の闘いで国鉄決戦勝利・道州制—民営化絶対反対の路線を確立してきた。全国連西郡支部・命と健康を守る会と固く団結し決起している。2・28総決起集会へのアピールを紹介します。(編集局)
八尾北医療センター労働組合は動労千葉とともに第2次国鉄決戦に決起し、八尾北医療センター民営化絶対反対、道州制粉砕の闘いに勝利する!
八尾北医療センター労働組合
全国の闘う仲間に2・28総決起集会への結集を訴えます。
2・1〜2動労千葉48時間ストライキは、労働者の総反乱の開始だ。鳩山民主党・連合政権をグラグラに揺さぶっている。戦争と大失業の資本主義を打ち倒す労働者階級の歴史的決起は開始された。ともに闘おう。
八尾北労組は昨年2月26日の森本政二さんに対する強制執行をストライキで闘い、道州制粉砕決戦の火ぶたを切った。この闘いの地平を八尾北民営化絶対反対、道州制粉砕として闘ってきた。
八尾北労組は、一昨年末以来の八尾市による一方的な八尾北医療センターの売却方針による土地建物鑑定攻撃を労組の団結で打ち破ってきた。「不法占拠」の脅しによる労組の分断・団結破壊攻撃に対して激しい討議を重ね、昨年9月の労組定期大会で「民営化絶対反対の特別決議」をかちとった。
追いつめられた八尾市は10月に「契約違反・契約解除」=「3月を待たずにたたき出せる」という、まったく許せない文書を送りつけてきた。これに対して八尾北労組は、「八尾市こそ契約違反だ。私たちは医療・介護を日々やりぬいている」と暴ききった。
八尾市は9月に続いて12月議会でも八尾北関連の議案をひとつも出せなかった。八尾北労組は議会内外で「売却方針を撤回して私たちに謝れ」「契約違反のデマは暴かれた。謝罪しろ」と徹底的に弾劾しぬき、さらに八尾市を追いつめた。
破綻した八尾市の救済者として登場したのが民営化の手先=日本共産党だ。「契約違反」のデマにとびついて「市長は契約解除の断固たる姿勢を貫け」と議会で叫びたてた。八尾北労組はこれを全面的に批判・暴露し、共産党を労働者の敵として暴き出した。
この過程で八尾北労組は、部落解放同盟全国連合会西郡支部と八尾北命と健康を守る会を闘争委員会に組織し、地域の懇談会を主催して「八尾北医療センター民営化絶対反対」の陣形を拡大してきた。2・26ストライキを闘った八尾北労組は、八尾北医療センター民営化絶対反対の決戦と一体で西郡住宅闘争に勝利する。
本年1月16日、団結旗開きには155人が結集し、「JR検修外注化阻止! 民主党・連合政権打倒! 八尾北医療センター民営化絶対反対!」を掲げて闘った。翌17日には村内デモに決起し、闘いの火ぶたを切った。2月3日、田中市長徹底弾劾の行動に打って出た。田中市長は八尾市職員にピケをはらせて逃亡した。怒りは沸騰している。八尾北労組は田中市長に必ず責任をとらせる。
団結を崩されなければ絶対に負けることはない。勝てる! 八尾北労組が闘いの中でつかみとった確信だ。3月31日の契約期限切れを口実に、土地建物を売却して私たちを追い出そうとすることなど絶対に許せない。必ず勝利する。私たちはこの決戦を国鉄決戦と一体の道州制粉砕の団結の拡大で闘いぬく。2・28総決起集会から3月議会闘争に総力決起する。
八尾市は今年度中に自治体労働者(一般職)への「人事評価制度」の導入を強行しようとしている。これに対して保育職場を先頭に激しい怒りと不安の声が噴きだしている。自治労連・共産党指導部は絶対反対ではなく「協議」を要求し、労働者に人事評価制度をのませようとしている。自治労執行部も人事評価制度推進だ。人事評価制度は賃下げ・首切り、団結破壊の攻撃だ。絶対反対で闘えば勝てる!
八尾北労組は民営化絶対反対で闘いぬき、現場労働者とともに道州制・民営化粉砕、自治労連・自治労執行部を打倒する。ともに闘おう。2・28集会に総結集しよう。