日誌 2010年 1月27日〜2月2日
日誌 2010年 1月27日〜2月2日
米国防総省が「QDR」を公表/自衛隊、東南アジア演習に参加
●北朝鮮が砲撃 北朝鮮の朝鮮人民軍は、北朝鮮西南部の沿岸から、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)付近の海上に向け砲撃を行った。朝鮮人民軍総参謀部は、今後も同海域で砲撃を続けると発表。(27日)
●オバマ「5年で輸出倍増」 オバマ米大統領が上下両院合同会議で、就任後初となる一般教書演説を行った。演説の3分の2を経済対策にあて、5年で輸出を倍増させ、200万人分の雇用につなげると公約した。(27日)
●「普天間継続せず」 鳩山首相は参院予算委で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「覚悟をもって5月末までに(移設先を)決める。(普天間に)戻ることはしない決意だ」と述べた。(28日)
●アフガン会議、治安権限移譲で合意
アフガニスタン問題を話し合う国際会議がロンドンで開かれ、駐留外国軍からアフガン側への治安維持権限の移譲を今年から始めることや、タリバーンの元兵士の社会復帰策などで合意した。クリントン米国務長官ら約70カ国の外相らが参加した。(28日)
●殺人の時効廃止を提示 「公訴時効」見直しを検討している法制審議会の刑事法部会が開かれ、法務省刑事局が要綱骨子案を提示した。殺人罪の時効は廃止、それ以外は現行の時効期間を2倍に延ばす内容。(28日)
●施政方針「新しい公共」 鳩山首相が衆参両院の本会議で施政方針演説を行った。演説のテーマを「いのち」と位置づけ、「新しい公共」の考え方を5月までに具体化する考えなどを示した。(29日)
●米軍機事故想定し沖縄市が防災計画
沖縄市は、米軍・自衛隊の航空機事故を対象とした対策計画を盛り込んだ沖縄市防災計画を策定した。米軍・自衛隊の航空機事故を想定した計画が防災計画に盛り込まれるのは、沖縄県内市町村で初めて。(29日)
●自衛隊が東南アジア最大級の軍事演習に参加 米軍とタイ軍が主催する東南アジア最大級の軍事演習「コブラゴールド」の開会式がタイ東部のウタパオ空軍基地で行われた。国連平和維持活動や緊急時の民間人避難などの訓練がタイ各地で行われる。自衛隊は過去最大の約100人を派遣。(1日)
●米軍の優位低下を指摘 米国防総省は、米軍の基本的な方針となる報告書「4年ごとの国防政策見直し」(QDR)を発表した。安全保障環境が変わる中、米軍の優位性は相対的に低下していると指摘。アフガンとイラクの戦場で軍の現場が疲弊、同盟国との軍事協力の重要性を訴えた。(1日)
●米が予算教書発表、次年度戦費増加
米国の2011会計年度予算教書が発表され、アフガニスタン、イラクでの戦費が再び増加に転じた。アフガン増派が予算膨張を招いた。(1日)
●米兵脳損傷14万人 アフガニスタンやイラクで従軍した米兵に外傷性脳損傷(TBI)が多発している問題で、TBIと診断された米兵が01年から昨年10月までで約14万人にのぼることが米国防総省の調査で分かった。派遣された米兵の約7%。(2日)