新刊 国際労働運動3月号 UTLAの闘い特集
週刊『前進』08頁(2425号5面3)(2010/02/01)
新刊紹介 国際労働運動 3月号
UTLAの闘い特集
ロサンゼルス統一教組=UTLA(4万8千人)は、オバマ政権の労組破壊攻撃の焦点になり、1500人の大量解雇、250校の民営化攻撃を受けている。その攻防の渦中から、マイアトクルスUTLA西部地域議長が日本の11月労働者集会に駆けつけた。
本号は、このUTLAと日本の動労千葉、闘う教育労働者との国際連帯を特集する。
第1章は、05年に体制内執行部を打倒して登場したUTLAの闘いが全米の労働組合再生の焦点であることを明らかにし、オバマ政権の集中攻撃、教職員大量解雇の実態とそれへの実力反撃の闘いを描く。
第2章は、新自由主義の創成期から教育民営化が主要ターゲットだったこと、またそれが軍や刑務所の民営化と同じく、資本主義の自殺行為に等しいことを暴く。また、大学闘争とUTLAの闘いの結合と民営化との闘いの展望を示す。
第3章では、世界の新自由主義攻撃の三大原点の一つである国鉄分割・民営化と闘い続ける動労千葉とともに闘う教育労働者との団結のために、UTLAが並々ならぬ力を注ぎ、ともに民営化と闘おうとしている姿を描く。
翻訳資料は、ペテン的に進歩派を装うチャータースクールの極右的本性を暴いた資料である。