2・13総決起を 動労千葉 スト貫徹へ万全の態勢
1047名闘争勝利・検修外注化阻止へ 今こそJR体制打倒!2・13総決起を
動労千葉 スト貫徹へ万全の闘争態勢
「支援する会」は各駅でビラまき
動労千葉はいよいよ2月1日早朝から「検修外注化阻止、ライフサイクル制度撤廃」を掲げて48時間の第1波ストライキに突入する。全本線運転士、運転関係の地上勤務者(検修・構内業務、検査派出など)、営業職の組合員がストに入る全面ストだ。
第1波スト貫徹に向けて、動労千葉は万全の意志統一を重ね、闘争態勢を確立してきた。
1月22日の千葉支社抗議・申し入れ行動では、当該の津田沼支部・滝厚弘君が、ライフサイクル強制配転の事前通知に対して50分間にわたって当局を追及した。千葉駅街宣では、滝君と同じ平成採運転士である平野嗣朗君(木更津支部)、北島琢磨君(千葉運転区支部)がビラまきの先頭に立った。
夕方からの動労千葉総決起集会には360人が結集し、決戦前夜の緊張感と熱気にあふれる集会となった。
津田沼支部の相馬正利支部長は「今回の強制配転通告には本当に怒っている。滝君と心中するつもりで絶対にライフサイクル制度をつぶす」と宣言。決意表明では「亡くなった中村栄一前書記長は『俺は仲間が大事だから動労千葉に命をかけている』と言った。この中村栄一精神で闘おう」と熱烈な発言が続いた。
さらに動労千葉は、1月24〜25日には全支部活動者研修会を開催した。「大恐慌情勢と国鉄闘争」「検修外注化阻止闘争の歴史的意義について」「当面する取り組みについて」の3本の提起をもとに2日間にわたって徹底討論した。「外注化を強行したら偽装請負のオンパレードになる。組合員自身が現場で外注化の矛盾をどんどん追及していけるようになる必要がある」「今回はいつものストじゃない。当局に打撃を加えるとともに、職場にこだわって現場の仲間を獲得する闘いだ」とストと10春闘の獲得目標について議論が交わされ、意欲的な行動方針が提案された。大竹哲治副委員長は「2日間の討論で闘争方針ははっきりした。全力で決起しよう」と呼びかけた。
一人のために全組合員が立ち上がる。当局の組織破壊攻撃に対しては2倍、3倍の団結の強化・拡大で回答する。これこそ動労千葉労働運動の真骨頂だ。
2・13総決起へ地熱が高まる
動労千葉が48時間ストの方針を打ち出して以降、動労千葉を支援する会は、総武線全駅を対象としたビラまき行動を精力的に展開。「尼崎事故を繰り返すな!」と訴えるカラー刷りのタブロイド判チラシの反響は大きい。JRの官舎、寮、検修職場などにもどんどんチラシが持ち込まれ、討論が拡大している。
動労千葉ストを号砲として、2・13全国労働者総決起集会に向けた地熱は圧倒的に高まっている。2・13代々木公園への5千人結集の実現へ、残り2週間の闘いに全力で立とう。