中四国革共同集会 国鉄決戦で革命勝利へ
中四国革共同集会
国鉄決戦で革命勝利へ
意気高く10年決戦の態勢築く
1月17日、ワークピア広島(労働会館)で開催された革共同中四国政治集会は、2010年決戦の歴史的勝利へ向けた号砲となった。150人の参加者は、国鉄1047名解雇撤回・JR検修全面外注化阻止の決戦に全力で突入し、階級的労働運動を爆発的に前進させ民主党・連合政権打倒へと総決起することで固く一致した。
冒頭、革共同中四国地方委員会を代表して開会あいさつに立った同志は、09年の勝利の地平を確認し、『前進』新年号で打ち出した「国鉄決戦に勝利し、プロレタリア世界革命へ」のスローガンを圧倒的確信を持って実践しようと提起した。
反戦被爆者の会の下田礼子さんと動労西日本が連帯のアピール。下田さんは8学生奪還の勝利を心から喜び、「資本主義こそが一切の問題の根源だ」と訴えた。動労西日本の労働者は、岡山駅契約社員の組合員に対する不当処分粉砕の闘いを報告し、「検修全面外注化攻撃との闘いは階級的労働運動の復権をかけた決戦」と訴え、2・13全国労働者総決起集会への大結集を呼びかけた。
星野文昭同志即時奪還・第2次再審闘争勝利の特別アピールが広島救う会と徳島の青年労働者から発せられた。
革共同より秋月丈志同志が基調報告を行った。秋月同志はまず冒頭、年明け以来の小沢・鳩山民主党政権の激しい危機と支配階級内の分裂・対立を、世界大恐慌の爆発に直撃された日帝の政治支配・階級支配の崩壊として明らかにし、労働者が闘って勝つ時代が到来したと訴えた。そして「大恐慌を革命へ」の具体化こそ「国鉄決戦で革命へ」の闘いだと述べ、革命的共産主義運動50年の歴史的到達点に立って、2010年国鉄決戦(およびそれと一体の安保・沖縄決戦)の巨大な階級決戦としての歴史的位置、大きさについて全面的に提起した。
続いて革共同綱領草案の核心的意義について、坂本千秋同志が特別講演を行った。坂本同志は「綱領草案の発表は、革共同半世紀の闘いの到達点であると同時に、新たな巨大な飛躍への出発点」と切り出し、①マルクス主義の核心である労働者自己解放の思想をよみがえらせたこと、②「反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命」の再提起、③暴力革命とプロレタリア独裁こそが革命の核心問題であること、④党と労働組合の関係の本来的あり方のつかみ直し、の4点を「綱領草案全体を貫く最も重要な点」として提起。参加者全員が講演を真剣に聞き入った。
カンパアピールの後、4大産別からの決意表明が行われた。国鉄委員会の同志は2・13集会総決起と米子での1・23伯備線事故弾劾闘争への決起を呼びかけ、「国鉄戦線にマル青労同を建設する」と決意を表明した。
自治体労働者は社保庁解体攻撃に対する1人の決起が525人の分限免職決起を生み出した勝利を報告し、国鉄1047名闘争とともに解雇撤回を貫いて闘い、自治労本部を打倒する決意を明らかにした。教育労働者は「8・6処分」との闘いで広島県教委を追い詰めた勝利の上に、今春「日の丸・君が代」不起立闘争を爆発させようと発言。全逓労働者は郵政民営化絶対反対を貫いて、JP労組中央を打倒する職場拠点を圧倒的に拡大する決意を表明した。
マルクス主義青年労働者同盟からは全逓、医療、国鉄の3人の同志が発言。国鉄決戦の先頭に立ち、マル青労同の黄金時代を切り開く決意を述べた。
最後にマルクス主義学生同盟の2人の同志が決意を表明。「10年決戦は世界革命を完遂していく闘いの突破口だ。国鉄決戦と法大決戦で勝利しよう」と檄(げき)を発した。
中四国の全同志は、集会の圧倒的高揚をただちに職場・学園に持ち込み、2・13集会の5千人結集へ進撃している。