2010年1月18日

婦民全国協旗びらき“三里塚と国鉄に全力を”

週刊『前進』06頁(2423号3面5)(2010/01/18)

婦民全国協が旗びらき
 “三里塚と国鉄に全力を”

 1月11日、婦人民主クラブ全国協議会・関東ブロックの旗開きが都内で開催された(写真)。三里塚芝山連合空港反対同盟婦人行動隊の鈴木いとさん、動労千葉家族会会長の佐藤正子さん、全国労組交流センター女性部長の長谷川ユキさん、部落解放同盟全国連合会杉並支部長の田中れい子さん、全学連書記長代行の松室しをりさん、出獄した法大文化連盟の倉岡雅美さんらが駆けつけ、首都圏各支部の会員が元気に集った。
 西村綾子代表が「三里塚と国鉄で分離独立をかけて闘った婦民が、ここでまた全力を尽くすときだ。沖縄の闘い、改憲阻止の闘いも勝負のとき。がんばりましょう」とあいさつ。豊島支部の高木美佐子さんの音頭で乾杯した。
 三里塚の鈴木さんは、反対同盟の闘争宣言を読み上げ、2・25現闘本部裁判反動判決を迎え撃ち、実力闘争を復権させ3・28全国集会へと訴えた。動労千葉家族会の佐藤さんは「検修・外注化で安全も放り投げるJRを家族も許さない」と述べた。交流センターの長谷川さんは「今年も3・8国際婦人デーを婦民とともに呼びかける」と訴えた。
 学生たちに温かい拍手が送られた。8カ月の獄中闘争を闘った倉岡さんは、留置場女子房の処遇を弾劾、「全国の大学の先頭で法大闘争を闘い抜く」と表明した。松室さんは「同志たちを奪還して力を得た。教育の民営化粉砕で闘う」と決意を述べた。全国連杉並支部の田中さんは全国連本部からの除名処分攻撃を弾劾、「動労千葉とともに革命をめざすと処分とは、本部の権力への屈服の証明だ。狭山・西郡住宅闘争をしっかり闘う」と表明した。
 関東各支部からの活動報告と抱負が次々と語られ、最後に鶴田ひさ子事務局長が「検修外注化阻止の国鉄決戦に全力をあげ、民主党・連合政権を倒そう。その中に3・8国際婦人デーの闘いを据えていこう」と結んだ。(T)