“安全切り捨て許さぬ” JR岡山支社を包囲・弾劾
“安全切り捨て許さぬ”
JR岡山支社を包囲・弾劾
「安全切り捨て・契約社員使い捨てを許さないぞ!」——12月20日、動労西日本の山田和広副委員長を先頭に、30人がJR西日本岡山支社包囲闘争に立ち上がった。歴史的大勝利をかちとった国労5・27臨大闘争弾圧被告団の富田益行さん、東元さんをはじめ、関西、広島、山陰からも闘う仲間が駆けつけ、寒風を吹き飛ばす熱気あふれる闘いを貫徹した。
この日正午からJR岡山駅の正面で街頭宣伝に立った。用意した500枚のビラがどんどん吸い込まれて行く。
山田さん、富田さんらが交代でマイクを握り、JR東の検修業務外注化やJR西の尼崎事故報告書改ざんに見られるような安全切り捨て、岡山駅での組合ビラ配布という当たり前の組合活動に対する山田さんへの訓告処分攻撃を弾劾する熱烈なアジテーションを行った。街頭からも激励が寄せられた。
続いてJR岡山支社へのデモ行進。「1047名闘争に勝利するぞ」「安全切り捨てを許さないぞ」「契約社員制度を廃止しろ」「ビラまき処分を粉砕するぞ」というシュプレヒコールに、職制はひとりも姿を現せない。門前で山田さんが動労西日本の申入書を読み上げ、怒りと決意をたたきつけた。
その後、会場を移して「5・27臨大弾圧『暴処法』粉砕勝利報告集会」を行った。富田被告団長が暴処法と共謀を完全粉砕した大勝利を意気高く報告。「検修外注化阻止を全国闘争化しよう。動労千葉などが呼びかける2・13全国労働者総決起集会に結集しよう」と呼びかけた。同じ被告団の東さんも「資本主義打倒」を訴えた。
許さない会・岡山の代表の矢山有作元衆院議員は「完全無罪しかない」と明言。動労西日本・山田副委員長が「ビラまき処分を撤回させる」。さらに自治体労働者、合同労組の仲間、動労千葉を支援する会・岡山の仲間が決意を表明した。
団結を打ち固め、10春季ゼネスト・検修業務外注化阻止決戦に攻め上ろう。
(岡山労組交流センター・N)