2009年12月21日

団結ひろば 投稿コーナー

週刊『前進』06頁(2421号6面3)(2009/12/21)

団結ひろば 投稿コーナー

 「星野さんを自由に」 12・13広島集会開く 広島 T

 12月13日、広島市内で、広島星野文昭さんを救う会主催の「獄中35年 星野文昭さんを自由に!第二次再審勝利!12・13広島集会」が、40名近い広島の闘う仲間を結集してかちとられた。
 11月27日の東京高裁への第二次再審請求書の提出と翌28日の星野全国集会を受けて開催された。まさに星野第二次再審実現の闘いの第一弾となった。星野文昭さんの「原点」といわれる広島でこの集会を開催した意義は大きい。
 集会は、共同代表の大槻泰生さんの連帯メッセージの紹介から始まった。そして11・28集会への星野同志のメッセージを増上昭典さんが読み上げた。「星野の闘いを日々の行動の中に血肉化しよう。メッセージには私たちの闘いそのものが書かれている。メッセージに学んで星野と共に闘う」という増上さんの決意を参加者一同が共有した。
 第二次再審闘争の意義と松川裁判闘争の教訓について全国再審連絡会事務局・米山実則さんが講演を行った。「再審請求書は、そのまま労働組合に持ち込んでも労働者を学習会に組織できるような武器。この陳述書のパンフを持って労働組合の中に入り攻勢に転じよう」と熱烈に訴えた。
 決意表明に移り、教育労働者、自治体労働者、広島連帯ユニオン、高陽第一診療所労組、全学連、広島県労組交流センターから、職場・学園で闘うことと星野再審を闘うことは一体、全力で第二次再審闘争に取り組むという発言があった。11月22日には広島連帯ユニオンが定期大会で星野再審闘争に取り組む方針を決定した。「職場で星野再審闘争を訴えよう。地域で署名を集めよう」と圧倒的に確認した。

 国鉄決戦の正念場へ北九州で決意固める 北九州 H

 12月13日、「国労5・27弾圧を許さない基金の会・北九州」の主催で「国鉄1047名解雇撤回、国鉄闘争勝利、5・27弾圧粉砕、派遣法撤廃、道州制を許すな、12・13北九州労働者集会」が北九州市で開催され、11・27東京地裁判決の意義を全員でしっかりと確認し、5・27弾圧を完全粉砕し、国鉄決戦の正念場に突入する決意を固めました。
 羽廣憲被告と家族があいさつに立ち、「この判決が終わりではなく、これからが闘いの本番だ」「国鉄1047名解雇撤回を最後まで闘いぬく」「団結を固め5・27弾圧を完全粉砕する」という決意を述べました。弁護団から松田生朗弁護人が11・27判決をもぎとった地平について、判決内容の分析も含めて分かりやすく報告し、控訴審への支援を呼びかけました。
 基調報告を基金の会事務局が提起し、闘わなければ生きていけない大恐慌時代、大失業時代に権力に屈服して土下座する「4者・4団体」の政治解決路線を徹底的に批判しました。これを受けて北九州の闘う労働者や、自治労、教労、民間、福岡の青年が発言しました。この集会には、県内をはじめ長崎や大分から駆けつけてくれた仲間もいて、最後まで熱気あふれる集会としてかちとられました。

 獄中8学生奪還を!東岡崎駅前で初街宣 東海合同労組副委員長 坂野

 12月8日、東海合同労組は、愛知労組交流センター・とめよう戦争への道!百万人署名運動愛知連絡会の仲間と共に獄中8学生奪還などを訴える街宣を行いました。トヨタ城下町である三河地方の中心地=岡崎市の名鉄東岡崎駅前で初めて、昼休み時間帯に、獄中8学生釈放署名は10筆、裁判員制度廃止署名も10筆、9条改憲反対署名は20筆集まり、反応は上々でした。
 11・1集会報道号の東海合同労組機関紙「スクラム」15号と愛知労組交流センター機関紙「交流と団結」を配布しながら獄中8学生の釈放を求める署名と9条改憲反対署名と裁判員制度廃止署名を訴えました。
 「法政大学のキャンパスでビラをくばりマイクでアピールしたら処分される。それに抗議した学生8名が暴力行為等処罰法などで獄中にとらわれています。獄中8学生釈放の署名を」と訴えると初めて聞く人もその弾圧に怒って署名に応じてくれました。
 この日は、朝から裁判員制度はいらない!大運動/東海連絡会が呼びかける名古屋地裁岡崎支部で初の裁判員裁判への抗議行動があり共に決起しました。
 9時20分から1時間あまりにわたるマイクアピールと裁判員制度廃止署名や東海連絡会のビラ配布にはマスコミも注目、裁判員制度廃止署名も集まりました。

 レイシスト在特会の朝鮮人差別に嫌悪感 40代 男性

 「ゴミはゴミ箱へ 朝鮮人は朝鮮へ」
 これ、松山でビラ配りをしていた在特会のアジテーションの台詞です。
 実際に私は韓国・朝鮮人と同じ学校(大阪市平野区生まれです)に行っていたし、また必ずしも「差別排外主義を許すな」というアジテーションに同調するわけでもない人間ですが、しかし、日本語として「ゴミ」と朝鮮人を同列視するような連中には激しい嫌悪感を覚えました。
 色々あっても、在日の人は地域社会の「仲間」なんですよ。その場で強烈な抗議に行こうとしたら、小生の性格を知っている妻に思いっきり制止されました。
 ドイツなどではこういうレイシストには暴力を含めた制止権が民衆には賦与されていると聞き及びますが、日本では国家権力はレイシストの味方のようですから、まあ妻の判断は正しかったんでしょうね。