2009年12月21日

6千万労働者の中に闘う強大な革命党を

週刊『前進』06頁(2421号1面3)(2009/12/21)

6千万労働者の中に闘う強大な革命党を

 すべての皆さん。11月労働者集会の大成功と5・27国労臨大闘争弾圧裁判での「暴処法」「共謀」を粉砕した力を出発点に、今こそ民主党・連合政権打倒の10春季ゼネストに総決起する時です。法大弾圧8学生奪還の5000万円カンパと合わせて、絶大なカンパを訴えます。
 5・27裁判の歴史的勝利は、7被告が全員完黙・非転向を貫き、階級的原則を貫いて闘い抜いたからこそかちとった勝利です。4者4団体派が「闘っても勝てない」とする敗北主義をふりまいているのに対して、「団結して原則を貫いて闘えば勝てる」ことを立証した画期的勝利です。
 この勝利を力にして、直ちに検修全面外注化阻止決戦へ突入しましょう。動労千葉・動労水戸・国労共闘の闘う拠点破壊を策す検修全面外注化を粉砕する闘いは、国鉄労働運動のみならず全労働者階級の未来のかかった決戦です。技術の継承など構わず安全を投げ捨て、労働者の団結を破壊する暴挙を許すわけにはいきません。第2、第3の尼崎事故を絶対に阻止しよう。
 今こそ、動労千葉労働運動が確立してきた反合・運転保安闘争を階級的労働運動路線の柱に据えて闘う時です。この闘いは、平成採を始めとする2千万青年労働者の怒りと結びつき、巨大な10春季ゼネストへと発展します。
 同時に、この暴処法粉砕の勝利は、法大暴処法弾圧粉砕・8学生奪還の巨大な展望を切り開きました。これ以上の勾留は、断じて許せません。すでに東京地検と法大当局による「暴処法」デッチあげの策動は全面破産しています。「一人の仲間も見捨てない」と比類ない団結力で教育の民営化と闘う学生リーダーの奪還は、2010年全国学生ストライキの大爆発を必ず切り開きます。
 「景気回復過程に入った」などというのは大ウソです。ドル暴落が間近に迫り、日帝の財政赤字の激化は、もはや資本主義として成り立たない深刻さです。労働者を犠牲にする民主党・連合政権を打倒し、プロレタリア革命の道を今こそ切り開こう。6千万労働者階級、2千万青年労働者の中に革命に勝利する真の労働者党をつくろう。そのことが待ったなしに求められています。革命的共産主義運動50年の実践によって綱領草案を打ち出し、世界単一の労働者党建設へ向けて新段階を切り開いた革共同こそが、その勝利を必ず闘いとります。
 闘う8学生を年内に奪還するために5000万円カンパを集中してください。10春季ゼネストへ、ともに世界革命へ突き進もう!