11・1夜 労働者国際連帯のつどい
多言語でインター合唱
11・1夜 労働者国際連帯のつどい
11・1集会・デモの大高揚を引き継ぎ、その日の夜「労働者国際連帯のつどい」が都内で開かれた。動労千葉の田中康宏委員長が、韓国、アメリカ、ブラジル、ドイツの訪問団に感謝の言葉を述べ、「これからも日本に戦闘的労働運動を復権させるために進みたい」とあいさつした。
三里塚反対同盟の北原鉱治事務局長の音頭で乾杯、にぎやかで友好的な歓談と会食のつどいが行われた。各国代表からあいさつが述べられた。
ILWUローカル10のトレメイン・ウォーターズさんは「日本の素晴らしい仲間と出会うことができて本当に幸せ。国際連帯をさらに進めたい」と訴えた。
韓国民主労総ソウル地域本部のチェジョンジン本部長は、国際連帯の広がりを喜び、「韓国に戻り、もっと強い闘いを実践していく」と語った。
UTLAのセシリー・マイアトクルスさんは「労働組合員、労働組合の活動家は民営化と闘わなければならない。ガンバッテ!」と激励した。
国労小倉地区闘争団の羽廣憲さんは「1047名の一人です」と自己紹介し「国労本部打倒を掲げて闘う」と決意表明。
コンルータスのファビオ・ボスコさん「本日の集会は実に偉大な集会。さらに来年ブラジルでの第3回目の国際連帯集会で資本主義を打倒へ」
韓国公務員労組ソウル本部副本部長のキムサンホさん「ここ東京は今日、5千人を超える労働者と一緒に新しい未来をつくる場所に変わった」
ドイツ左翼新聞の国際ジャーナリスト、アウグスト・ヤンコビッチさん「私は動労千葉、全学連、三里塚を知りたいと思って来た。私は労働者であり、国際主義者だ」
SWATのクレア・キーティングさん「バークレーの闘いは公教育の民営化に断固反対する全世界に共通の闘い」
ジョセフ・プリスコさんは、チームスターズの856支部長から動労千葉の田中委員長あての手紙を手渡し、「労働者に国境はない」というメッセージを紹介した。
全学連の坂野陽平委員長代行「5カ国の仲間が同じスローガンを掲げて闘っている。今度は同じ組織として闘おう」
動労千葉の韓国語講座の参加者が民族歌謡を披露した。多言語によるインターナショナル合唱。田中委員長の音頭で「トゥジェン(闘うぞ)! トゥジェン! 団結ガンバロー」。国際連帯の固いきずなを結んだ。