国際労働運動 12月号 激化する日米争闘戦
週刊『前進』08頁(2414号5面2)(2009/11/12)
国際労働運動 12月号
激化する日米争闘戦
11月12日、米大統領オバマが来日する。世界大恐慌の中で、日米軍事同盟を強化し、アジアと世界に侵略戦争を拡大し、世界戦争に向かうためだ。鳩山政権は、8・30で自民党を打倒した労働者人民の怒りに応えるかのように装いながら絶体絶命の危機にあえぐ日帝を救済する反革命政権だ。連合幹部を政権の中に取り込み、労働者を裏切り、日米同盟を強化し、東アジア共同体を唱え、アジア侵略戦争と世界戦争に突っ走ろうとする自民党以上の戦争政権だ。
第1章は、イラク・アフガニスタン侵略戦争の泥沼化と敗北にもかかわらず、イラン、北朝鮮へ侵略戦争を拡大しようとしている米帝の最末期的姿を断罪している。
第2章は、民主党・連合政権の安保・外交政策の2本柱である「対等な日米同盟」と「東アジア共同体」構想を全面的に批判している。特に小沢の国連中心主義は、アフガニスタン・ISAF(国際治安部隊)軍への自衛隊派兵を推進する侵略戦争政策であり、徹底的に弾劾している。
第3章は、7月サンフランシスコ国際会議で一挙に前進した国際労働運動の切り開かれた地平について述べている。
翻訳資料として「中国初期労働運動」を取り上げた。1923年2月7日に起きた京漢鉄道の大ストライキの記録である。