2009年11月12日

新潟で労働者集会 国鉄1047名闘争を軸に

週刊『前進』08頁(2414号2面4)(2009/11/12)

新潟で労働者集会
 国鉄1047名闘争を軸に
 11・1大結集へ熱気あふれ

 秋晴れの10月25日、約40人の結集で、「ワーカーズアクション にいがた」が大成功した。この集会は、国鉄1047名解雇撤回を軸に、何よりも11・1労働者集会に向けた新潟での総決起闘争として、路線的に打ち抜かれた。
 集会は冒頭、法政大の闘いを紹介した「報道発ドキュメンタリ宣言」ビデオを上映。その後、法政大の学生弾圧と闘う学生が弾圧の経緯と闘いの意義を明らかにした。そして、”勝利の展望は大学当局の「見せしめ」に屈せず、労働者と学生が連帯して新自由主義攻撃に反撃することにある”と11・1集会への参加を熱く呼びかけた。また、法政大暴処法弾圧裁判弁護団の弁護士から公判や接見での学生たちの元気な様子が報告された。
 続くリレートークでは、国労・自治労を始めとする4大産別や地域一般労働組合の労働者、港湾労働者など地域・職場で闘う仲間6人が発言した。「仲間を作り、国労本部を打倒し闘う国労に再生させたい」「政権が代わったが、何も変わっていない。解雇されてからみなさんと知り合い、熱いハートに触れて頑張れる」「職場の体制内は専従手当を1・5倍にする一方、青年労働者は低賃金で強労働を強いられている。許せない。11・1に結集しよう」と、次々にアピールが行われ、11・1集会への熱気が一気に高まった。
 JRのもとで働く青年労働者が集会アピールを発し、その中で「今の2千万青年労働者の生きられない現状を作ったのは、国鉄分割・民営化をやった奴らだ! 怒りを爆発させよう」「今、現場では、国鉄分割・民営化そのものとの対決になっている。1047名闘争で職場と社会を変えよう」と訴えた。
 集会後、会場から新潟駅前を通り、ノボリ旗を林立させ新潟市中心部の繁華街をデモ行進した。4人の青年がシュプレヒコールでJR資本を弾劾。解雇絶対反対、非正規職撤廃、派遣法撤廃、民主党・連合政権打倒、11・1労働者集会に結集しようと元気良く訴え、沿道から声援と拍手が寄せられた。
 11・1労働者集会を目前にして、決定的な闘いを打ち抜いた。
 (新潟/S)