2009年10月26日

団結ひろば 投稿コーナー

週刊『前進』06頁(2413号6面1)(2009/10/26)

団結ひろば 投稿コーナー

 日逓中野で大量解雇西川社長はクビだ! 東京 馬入川鐵郎

 いま全国の郵便局で、画期的なことが起きています。全国労組交流センター全逓部会による「西川社長はクビだ!」という見出しのビラを中心に「そうだっ!」という反応です。10月20日、西川社長は「辞任」しましたが、何の責任もとらないばかりか、「民営化は間違っていない」と居直っています。ふざけるのもたいがいにしろっ! 西川社長は辞任ではなく、クビだ! おれよりあいつをクビにしろっ!
 実際に日逓中野営業所でも、5月末に一方的な会社都合による非正規職の雇用打ち止めを強行し、私も含めた何十人もの労働者を大量解雇した責任は重大です。さらには同じ大量解雇を目黒営業所でも繰り返し進める会社は、絶対に許せません! いま目黒では、派遣労働者を9月末で解雇したのを皮切りに、直接雇用の非正規職社員をも11月末で雇い止め解雇に追い込んでいます。
 10月22日の早朝、日逓中野営業所前で大量解雇撤回の抗議闘争をやり、夕方、中野郵便局で退勤時ビラまきと11月集会の賛同署名運動をやり抜きました。ビラの受け取りも良好で、賛同署名も全体の4割近く集まりました。朝も職場の同僚からの応援の声を受けつつ、会社と闘わない職場の労組執行部の実態も伝わりました。
 労働者のために会社資本と闘う本来の組織のあり方をねじまげて、会社の手先に成り下がることで組合員を裏切り続けるJP労組執行部も西川同様クビにすべきです。どうせ闘っても勝てないという絶望を組織し、あらゆる手段で現場の怒りを圧殺するやり方に展望はありません。
 だからこそ現場労働者から求められる展望、それが民営郵政打倒であり、大量解雇が吹き荒れるいまの時代にこそ1047解雇撤回闘争の存在が勝利への道筋です。
 この展望を具体的に指し示す11・1集会の1万人結集は決定的。そこに一人でも多くの同僚、仲間と参加できるように、全力をかけます。11・1に日比谷でボクと握手!

 10・11三里塚闘争から新たな関空闘争へ! 泉州住民の会 H

 10・11三里塚全国総決起集会は、全国から1780人が結集し大成功した。3月より参加者が増え、決戦勝利の決意がものすごく強くなっていることを感じた。
 集会では、現闘本部裁判と市東さん裁判が緊迫した決戦情勢に突入していることを反対同盟の発言で確認し、反対同盟と支援団体、党派の決意が表明された。
 泉州住民の会・元代表の森田恒一さんが開会宣言で「92歳になったが、強制代執行の時には体を張って闘う決意です」と鮮明に決意を述べられた。泉州住民の会として誇りに感じた。
 他方で関実代表の永井さんの発言は、決戦に向けた決意が語られなかったし、「関西で反対同盟が主催した集会を開いてほしいと実行役員会で要請した」という発言には驚いた。9月関実集会が失敗だったのだろうが、主体的に総括せずに「反対同盟主催」に頼るとは情けない限りだ。
 関実は関西で三里塚支援陣形を拡大するために結成された。この発言は、その目的を投げ捨て「関実を解散」するに等しい発言ではないだろうかと思った。
 もう一つ言えば、「関西新空港反対住民団体代表」で特別報告しながら、関空闘争について一言も語られなかったのはいったいどういうことなのか。(泉州住民の会に失礼だ)
 関空情勢は、日航が破綻し、関空が倒産情勢に陥り、日航社員9000人解雇、泉佐野市職員200人削減、税金を160億円投入など、許せない攻撃が激化している。それに対し、泉州住民の会と関合労が果敢に闘っている。7・19全国集会は275人で大成功した。日常的な宣伝活動には多くの住民と労働者が賛同・激励している。闘いはまさに恐慌情勢下の決戦になっている。

 国鉄、道州制・民営化絶対反対を掲げ集会 宮城 G

 10月9日、仙台市内で「10・9宮城労働者集会」が65人の参加でかちとられた。
 基調報告には、道州制・民営化攻撃と闘わない労組執行部との路線的激突を開始した自治体労働者が立った。「自民党を倒した労働者の叫び・怒りと結びつき、労働組合が先頭に立って世の中を変える時代がやってきた。国鉄1047名解雇撤回闘争に団結し、首切り反対、戦争反対の日本の労働者の大きな決起をつくり出そう。うちの組合の執行部は、首切り・賃下げを明言する市長と話をつけてやっていくとしているが、実際に働いている労働者が団結して闘うことが一番の核心だ。闘っても勝てない、労働者には力がないという労働組合を変えていこう。11・1全国労働者集会へ結集し、日本の労働者の闘いを示そう」
 国労秋田闘争団の小玉忠憲さんは「国鉄分割・民営化を絶対に許さない。JR会社と包括和解した国労本部を打ち倒す。闘ってきた原告団の一部が情勢に負けて国労本部とくっついた。政治解決というが解雇撤回はない。国鉄赤字をつくった張本人の小沢・鳩山に土下座するのは裏切りだ。11月1万人決起で力関係をひっくり返そう。新自由主義にとどめさそう」と訴えた。
 年収100万円以下の青年の怒りのカンパアピールに続き、決意表明に次々と労働者・学生が立った。「現場の怒りでJPEXを粉砕した。労働者は団結すれば勝てる。国鉄決戦に勝利して時代を動かそう」(全逓労働者)、「自己評価シートの提出を拒否し闘っている。仲間をつくって闘う」(教育労働者)
 国鉄1047名解雇撤回、道州制・民営化絶対反対を鮮明に掲げた今集会には、体制内労組執行部と対決し、職場に分岐・激突を持ち込み、本物の労働者の団結・闘いをつくってきた仲間が集まった。11月集会1万人結集へ、みやぎからも全力で闘う。

 ついに共謀罪を阻止10・10勝利報告集会 東京 W

 10月10日、破防法・組対法に反対する共同行動主催の「共謀罪反対闘争勝利!報告集会」(東京しごとセンター)に参加した。
 小泉〜麻生の自民党政権と対決して、ハンストや国会前座り込み、集会・デモなどあらゆる方法を駆使して共謀罪の成立を許さず、今夏ついに廃案をもぎりとった闘いの軌跡がスライドで紹介された。「武装解除を絶対するな!」の内外の声を肝に銘じ、廃案戦取の一念で闘いを貫いた全員の苦闘の結晶だ。
 事務局からの基調報告は、10年間もの粘り強い闘いで共謀罪の廃案をかちとり、戦争・治安管理国家化に風穴を開ける巨大な成果をかちとったと勝利を宣言。「話し合っただけで罪になる共謀罪は、現代の治安維持法だ」と訴え広範な世論を獲得しつつ、現場の弾圧への怒りと結合して反撃したことが制定阻止の大きな要因と指摘した。
 リレートークでは、法大5・28暴行デッチあげ裁判で無罪をかちとった法大生、「裁判員制度はいらない!大運動」の武内更一弁護士、さらに迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧と闘う板垣宏さんらが熱烈な共闘の決意を表明した。
 共謀罪阻止の闘いを先頭で切り開いてきた足立昌勝関東学院大学教授が集会のまとめを行い、「おとり・潜入捜査」「司法取引」導入、「警察盗聴の拡大」など警察国家化を策動する国家公安委員長・中井洽を弾劾する声明が満場一致で採択された。発足と同時に不当な逮捕攻撃、労組破壊の全国一斉家宅捜索・弾圧に出てきた民主党・連合政権を、11・1労働者集会の大爆発でぶっ飛ばそう。

 「綱領草案」に感激。私も革命運動に参加 東京 本間平次郎

 革共同50年の歴史の上に、先日、ついに「綱領草案」が全世界に向けて発表され、『前進』第2410号(10月5日付)に掲載されました。この「綱領草案」は、文字どおり私たちが血と汗と涙でかちとった「現代の共産党宣言」です。
 そこで私は、かつて70年闘争をともに闘った関西地方在住の友人に、この『前進』を郵送し、「11・1集会」への参加を呼びかけました。ほどなくして、手紙が届きました。
 「綱領草案・革共運動50年史を中心とする2410号、本当にありがとうございました。涙があふれました。僕は現在、月1回程度、若き党員からいろいろと話を聞かせてもらっています。関西での政治集会や3・6道州制反対・橋下打倒の集会などに参加してきました。昨年の11月集会にも参加し、私も、皆さんと一緒にスクラム組み革命運動に参加しているのだ!という意識でいっぱいでした。それにつけてもこの間の連続した政治弾圧は本当に許せない。体が思うように動かない私ですが、先日受領した『障害者解放』創刊号を熟読し、頑張ろう! と思っています。11・1日比谷で再会しましょう」
 全国の『前進』読者の皆さん! 「綱領草案」でガッチリと武装し、11・1集会を大成功させ、世界革命に向かって、全世界の労働者階級人民は団結して頑張ろう!