日誌 2009年 10月14日〜20日
日誌 2009年 10月14日〜20日
アフガンで「自衛隊活用も」/ゲーツ米国防長官「普天間移設は現行案で」
●沖縄県民大会、自民不参加 自民党の沖縄県連が普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設に反対する県民大会への不参加を決めた。翁長幹事長は「まず政府が意志を示した後に、知事もわれわれも判断すべきことだ」と述べた。(15日)
●「普天間、来年中に決着」 鳩山首相は、米軍普天間飛行場の移設問題について、来年中に決着を図る考えを示した。来年1月の名護市長選と同11月にも想定される沖縄県知事選を挙げて「その中間くらいの中で結論が必要になってくる」と述べた。(16日)
●米世論6割がアフガン増派反対 米CNNは、アフガニスタンでの米国の戦いについて、ベトナム戦争のような泥沼状態に陥っているとの回答が半数を超えたとする世論調査の結果を発表した。米軍の追加増派への反対は約6割にのぼった。(19日)
●普天間移設、14年の完成期限見直し示唆 平野官房長官は会見で、米軍普天間飛行場の移設問題について代替基地の完成期限が2014年となっていることについて「鳩山政権として責任をもってそのことが遂行できるかどうかも含めて今検討している段階だ」と述べ、14年の移設完了時期を見直す可能性を初めて示唆した。(19日)
●日米共催のPKO幹部養成訓練 国連平和維持活動(PKO)に従事する幹部要員を養成する日米共催の訓練コースが外務省で2週間の日程で開講した。アジア太平洋地域の13カ国、25人の軍人、警察官、政府関係者らが参加した。(19日)
●アフガン「自衛隊活用も」 北沢防衛相は記者会見で、インド洋での補給支援活動に代わる新たな活動について「民生支援だけで代替案になるのかという懸念を少し持っている。自衛隊がどういう形で参画できるか、個人的に案を検討していきたい」と述べ、自衛隊の活用に含みを残した。(20日)
●国会議員54人が靖国参拝 超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の54人が、秋季例大祭が開かれている東京・九段の靖国神社に参拝した。鳩山内閣の閣僚や副大臣、政務官の参加はなかった。(20日)
●普天間移設「現行案で」 ゲーツ米国防長官が来日し、岡田外相と会談した。普天間飛行場を名護市辺野古に移設する日米合意について「唯一実現可能な案だ。米軍再編を着実に実施することが必要だ」と述べて、履行を求めた。(20日)
●アフガン大統領選、決選投票に アフガニスタンの選挙管理委員会は、8月20日に投票があった大統領選の決選投票を11月7日に実施することを決めた。暫定1位のカルザイ現大統領の得票率が不正票の調査の結果、過半数を割り込んだため。(20日)
●海兵隊、オスプレイ辺野古配備を明記 米海兵隊が、次期主力機となる垂直離着陸機MV22オスプレイを名護市のキャンプ・シュワブ沿岸に建設予定の米軍普天間飛行場代替施設に配備する計画を決めた。「2010会計年度海兵航空計画」で示した。代替施設への配備の明記は初めて。(20日)