2009年10月19日

日誌 2009年 10月7日〜13日

週刊『前進』06頁(2412号4面5)(2009/10/19)

日誌 2009年 10月7日〜13日
 オバマが11月12日に訪日/岡田外相、アフガンを初訪問

●オバマが11月12日に訪日 米大統領報道官はオバマ大統領の就任後初のアジア歴訪日程を発表した。最初の訪問は日本で11月12日に東京入り。鳩山首相との2度目の首脳会談に臨み翌13日に離日。この後、シンガポールでAPEC首脳会議に出席する。(7日)
●アフガン派兵1年延長 国連安全保障理事会は、アフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)の任期を1年延長する決議を全会一致で採択した。決議案は日本が提出。決議には、日本が海上阻止行動で参加する米主導の対テロ活動「不朽の自由作戦」に対する各国の「貢献」への謝意も3年連続で盛り込まれた。(8日)
●日韓首脳会談 鳩山首相が就任後初めて韓国を訪問し、イミョンバク大統領と会談した。北朝鮮の核問題について、国連安保理の決議を履行していく方針などを確認した。(9日)
●オバマにノーベル平和賞 ノルウェーのノーベル賞委員会は09年ノーベル平和賞をオバマ大統領に授与すると発表。委員会は受賞理由を「国際的な外交と諸国民の協力を強めることに対し並外れた努力をした。特に『核なき世界』を目指すとする理念と取り組みを重視する」とした。(9日)
●貨物検査法案の提出見送り 鳩山内閣は北朝鮮関連船舶を対象とした貨物検査法案について、臨時国会への提出を見送る方針を決めた。防衛大綱の改定と、それに関連する中期防衛力整備計画の策定について、来年末まで1年間先送りする方針も固めた。(9日)
●11月8日に新基地反対で沖縄県民大会 沖縄県議会の野党代表者会議は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する「新基地建設を断念させる県民大会」を11月8日に宜野湾海浜公園屋外劇場で開くことを決めた。オバマの訪日を前に、米軍再編見直しを求める県民意思を示す。(9日)
●日中韓首脳会談 北京で日中韓首脳会談が行われた。中国の温首相は北朝鮮について「6者協議に反対していない。対日関係改善も望んでいる」と説明。日中韓協力10周年を記念する共同声明を採択し、6者協議の早期再開に向けて取り組む方針などを盛り込んだ。(10日)
●岡田外相、アフガン訪問 岡田外相がアフガニスタンを初訪問し、カルザイ大統領らと会談した。岡田はタリバーンの元兵士に生活費を支給して職業訓練を行う案を打診した。自衛隊のインド洋での補給支援活動については取り上げられなかった。(11日)
●インド洋、一時撤収へ 北沢防衛相は、来年1月15日に派遣期限を迎える自衛隊のインド洋での補給支援活動について、「法に基づいて粛々と撤退する」と語り、派遣部隊を一時撤収する考えを表明した。(13日)
●沖縄知事、県内移設を容認 米軍普天間飛行場問題で、沖縄県の仲井真知事は、同県名護市の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画の環境影響評価(アセスメント)準備書に対する意見書を沖縄防衛局に提出。現行計画について滑走路の沖合移動を条件に容認する姿勢を示した。(13日)