2009年10月15日

国際労働運動 11月号 8学生を取り戻そう

週刊『前進』08頁(2410号7面5)(2009/10/15)

国際労働運動 11月号
 8学生を取り戻そう

 暴力行為等処罰法による弾圧で起訴された8学生が今なお獄中で闘っている。「8学生の釈放を求める全国声明運動」を軸に早期奪還の運動が前進している。暴処法弾圧を粉砕し、法大闘争の爆発的な飛躍を実現するためには、8学生の早期奪還が絶対の課題だ。
 第1章は「監獄大学・法政大の実態」。この3年半の間にのべ110人が逮捕、33人が起訴された。学内ではジャージ部隊、学外では警視庁公安部の弾圧が毎日のように繰り返された。しかし法大闘争はこれらの大弾圧を粉砕し、学生運動の復権を全社会にとどろかせるに至っている。なぜか。その疑問に全面的に答えている。
 第2章は「『教育の民営化』」絶対反対」。新自由主義は「教育の民営化」を推進してきた。恩田君は「新自由主義大学は、大学を滅ぼし、権威を破壊し、人権を踏みにじる。教育を商品化し、文化の多様性を否定し、人間の自尊心を踏みにじる」と言った。その意味を全面的に明らかにした。
 第3章は「8学生奪還を1万結集の武器に」。暴処法弾圧を徹底的に弾劾し、8学生奪還の「全国声明運動」を11月労働者集会と一体のものとして全力で展開しようと呼びかけている。
 資料として「8学生の釈放を求める全国声明」「法大闘争年表」がある。