9・26関西労働者集会 “時代認識と路線”で勝負
9・26関西労働者集会 “時代認識と路線”で勝負
11月へ総力戦突入
「国鉄1047名解雇撤回!道州制絶対反対!11・1労働者集会1万人決起で民主党・連合政権打倒へ突き進もう!」9・26全関西労働者総決起集会が、210人の労働者・学生を結集して開かれた。8・30情勢に対して11月1万人決起へ総決起することを誓った。
集会に先立ち大阪駅前で大街宣。「解雇撤回・道州制粉砕!」のかけ声高く梅田の繁華街をデモ行進した。
集会はこの街頭の熱気を引き継いでかちとられた。冒頭、民間金属で働く青年労働者が基調報告。報告は第一に、8・30情勢は、資本主義社会が終わったことを労働者の怒りが示したこと。絶対反対で闘う労働者階級の団結が一切を決する革命情勢であること。第二に、民主党・連合政権が、日帝の絶望的延命のために道州制攻撃、「戦争・改憲と民営化・労組破壊」を積極的に進めようとしており、道州制決戦、労働組合をめぐる攻防に全労働者の未来がかかったこと。第三に、道州制決戦の軸は国鉄決戦であり、1047名解雇撤回闘争が民主党・連合政権の致命的弱点であり、政権打倒のチャンスがきたこと。11月集会が決定的だと提起した。
そして昨年の11月集会からこの1年間、森精機闘争を始め、労働組合をめぐる激しい攻防を「絶対反対」で闘い抜いてきたことを振り返り、「時代認識と路線で闘うことが階級的労働運動の核心だ」「職場で動労千葉の民営化絶対反対の闘いを学び、原則を貫き非和解で闘うことで現場労働者の闘う意欲を引き出し、ともに職場で闘う中で、資本が作り出した分断の壁をぶちこわし、階級として団結できることをつかんだ」と総括した。
この勝利にふまえ、日々激しく闘う豊中市職女性部の保育安全闘争や、道州制絶対反対・自治労本部打倒を掲げて闘った豊中市職や大阪市職ユース部役員選挙をとおして「体制内労組が組織してきた『団結』に依拠するのではなく、現場労働者の怒りに依拠し、新たな本物の団結を組織できる」と勝利の核心を強調、11月1万人決起を実現しよう、と訴えた。
豊中市職女性部の深町加代子さんと、5・27国労臨大闘争弾圧被告団長・富田益行さんが特別報告を行った。
深町さんは、8・30情勢で、当局・体制内労組・権力が一体の「深町つぶし」「保育安全闘争=公平審闘争破壊」の攻撃が襲いかかっていること、非転向・非和解、絶対反対で闘い、現場労働者の共感を巻き起こしていることを報告した。富田さんは、4者4団体派が完全破産した今、われわれこそ国鉄1047名闘争の責任勢力に飛躍し、JR本体の青年労働者を組織しようと訴えた。大阪市職、豊中市職、奈良市従、八尾北労組、高槻医療福祉労組団結速報グループの労働者や学生が闘いの報告と決意表明を行い、ス労自主の仲間が団結ガンバローで集会を締めくくった。