2009年9月21日

臨時執行部が熱烈な決意(全学連70回大会)

週刊『前進』06頁(2408号4面3)(2009/09/21)

臨時執行部が熱烈な決意(全学連70回大会)

 学生1千人結集の責任取る 委員長代行 坂野陽平さん

 大恐慌によって資本主義は完全に終わった! そして6千万労働者と300万学生の怒りで自民党が完全に打倒された。だが、学生の怒りはこんなもんじゃ収まらない。プロレタリア革命までやむことがない闘いが始まった。
 今次全学連大会は、獄中の8学生とともに団結し、11・1労働者集会に学生1千人を結集する大会として打ちぬかれた。11月集会は300万学生の展望であり、私たちの集会だ。そのことが討論の中で生き生きと語られた。何よりも決定的なことは自分のキャンパスからそれをつくっていく決意が語られた。動労千葉が闘いの中でつくり出してきたものを獲得した。マルクス主義と動労千葉労働運動にこそ現状をぶち破る力があることをはっきりさせた。絶対に自分のキャンパスから、自分の闘いの場から逃げずに闘おう。隣の仲間の怒りに依拠して、その怒りを最大限に引き出そう。自分こそが仲間の怒りの最先頭で闘おう。
 そして、全学連運動の大発展を今こそつくり出そう。われわれが4・24、6・15の法大闘争でつくり出した闘いが全国の大学キャンパスで巻き起こる情勢が来た。
 戦後革命期に「戦争絶対反対、教育を奪うな」の叫びを上げ、220万人のゼネストが爆発する中で全学連は生まれた。そのうねりがもう一度起ころうとしている。その土台がこの大会でつくられた。「生きさせろ!」「教育の民営化絶対反対!」のうねりを全国のキャンパスで起こして、学生自治の死守・拡大の闘いをやりぬこう。
 臨時執行体制は、獄中の8学生、全学連3役と文化連盟3役を必ずこの場に取り戻す! そして8人になり代わって11月集会に1千人の学生を集めきる。それが任務だ。私は首都圏の学生として、10・16法大闘争の大爆発を実現する。全国学生の最先頭で闘い、1千人結集の全責任を取る。
 3日間の白熱的な討論が時代を動かす主体を鍛え上げ、激動の情勢を促進する力になった。
 10・11三里塚闘争に全国学生は大結集しよう。そして10・16法大に現場の闘いのうねりを持って集まろう。そして、11月集会の爆発から世界革命勝利へ!

 闘う執行部のもとに団結を 書記長代行 松室しをりさん

 全学連運動を時代の最前線に登場させよう!——そう言いきれるところまでわれわれは上り詰めてきました。全学連は結成以来、一貫して大学キャンパスから革命の現実性をたたきつけてきました。そしてこの革命的激動情勢の中で、いよいよ全学連が社会を根底から変革する闘いの最先頭に躍り出ました。その確信をもって一大党派闘争に打って出よう。それだけの内容を、この3年半の法大闘争の中で、そして3日間の徹底討論の中で、ここに集まった全員がつくり上げてきた。
 獄中からこの大会に参加している8人の学生をなんとしても取り戻そう。それと一体で11・1日比谷野音に学生1千人の隊列を登場させよう。全国学生は私たち臨時執行部のもとに団結してほしいと切に訴えます。
 私は昨年、獄中で法大弾圧を闘っており、大会初参加です。今この場に立ち、来年はこの会場に入りきれないくらいの多くの仲間を集めようと思う。自分のキャンパスで11月1千人結集のうねりをつくり出そう。
 私は今から2年前、全学連の名前と存在を初めて知った。団結に依拠して生きる——ここに本物があるじゃないかと知ってうれしかった。全学連という団結体が私は本当に好きだし、ここに集まった仲間を心から信頼しています。この団結を外に向けて広げよう。
 全学連運動の歴史的爆発に向け、われわれ臨時執行部は、全国300万学生の最先頭で人生をかけて闘います。