未来のために進め 三里塚反対同盟 北原さん(全学連70回大会)
週刊『前進』06頁(2408号4面2)(2009/09/21)
未来のために進め
三里塚反対同盟事務局長 北原鉱治さん
みんな元気か!
振り返ってみると、今は中年となった君たちの先輩が全学連の学生だった時から、私はこの大会に伺っている。その人たちもかつては君たちと同じような若々しい顔をしていた。まったく昔と変わらない気がする。
現在、法政大学で闘った8人の学生が、いわれなき罪名で獄中につながれている。こんな弾圧を許したら君たちの将来は破壊されてしまう!
今年4月の外国人記者クラブで、法政大学の問題が大きく取り上げられた。屈強なガードマンらが4〜5人で君たちに暴行をふるい打ち倒している写真が、衝撃を伴って明らかにされた。全世界の人びとはこの日本の現状に驚いている。
君たちには言論の自由、表現の自由がある。キャンパスは君たちのものだ。君たちの青春を奪い、抑えつける法大当局が間違っている。これに怒らない者がいたとしたらそれはおかしい。
獄中の何人かとは面識がある。彼らを絶対に奪還しよう。この若い芽を摘もうとするやつを絶対に許してはならない。
三里塚は君たちの未来のためにこれからも闘いぬく。そして生きている限りその責任を果たす。君たちは自分たちが歩んでいる道が正しいことを、恥じることなく堂々と主張し、未来のために進んでください。10・11三里塚現地に大結集を。