青年自治体労働者の投稿 大会決戦を闘って
青年自治体労働者の投稿 大会決戦を闘って
現業総会で私の発言に本部が逆ギレ答弁 関西 A・S
自治労熊本大会は本当に歴史的な大会でした。ついに道州制推進に公然と踏み切り、産業報国会へと突き進む自治労本部。それに対して怒りを爆発させ、断固として闘う勢力として大胆に登場した労組交流センター自治体労働者部会。この分岐こそが歴史を切り開いていると実感しました。参加した3日間、私は本当に自己解放的に思いっきり闘うことができて、喜びでいっぱいです。
現業総会では思い切って発言をしました。
「民主党と一緒に2割賃金カットを進める本部は組合員を裏切っている!」「道州制は公務員の首切り・民営化、自治労つぶしだ」「本部提案は現業の任用替え受け入れ方針だ」「活性化運動(働こう運動)ではもう勝てない」
私の発言に会場は一瞬静まり、そして拍手が起きました。その時は本当にうれしかった。本部は答弁の中で逆ギレしましたが、フロアからは私の発言を支持するという意見も出されました。会場内で分岐が起きたのは決定的でした。
いよいよ本大会初日。決戦の日です。全国からたくさんの労組交流センターの仲間が集まり、一丸となって訴えました。また、昼休みに私たちが会場外で交代でマイクアピールをしていたら、たくさんの大会参加者がアピールを聞くために外に出てきてくれたのも感動でした。
地元に帰って報告をしたら何人もの仲間が「すごい!」と一緒に喜んでくれました。「組織・組織・組織!」。これからも「道州制粉砕!自治労本部打倒!11月1万結集」へ団結をガンガン拡大していきましょう!
秋の闘いへのゴングを鳴らしてきました 関東 K・N
自治労熊本大会に行き、全国労組交流センターの仲間とともに道州制絶対反対と本部打倒を訴えてきました。昨年に続いて青年が登場し、青年部総会や現業評議会総会で「道州制絶対反対」をたたきつけて、雰囲気を一変させました。これに続いて本大会に登場しました。
1日目の昼休みに組合員除名撤回と昇級停止処分撤回を訴えながら、組合員と討論を始めたのですが、本部役員が執拗(しつよう)に妨害。私はただちにマイクで、「労働組合の定期大会で処分撤回の署名さえ妨害する組合とは何なのか。私以外にも多くの仲間が処分と闘っている。組合員は救済の対象ではない。道州制と闘う誇り高い存在なんだ。ここに集まっているみんなの力で闘う自治労をつくろう」と呼びかけました。
多くの組合員が耳を傾け、「100人集会」を実現しました。その後、地元熊本の青年と話をすることもできました。昼食の手を止めて真剣に話を聞いてくれました。
2日目は会場の「沈滞ムード」をどうしても吹き飛ばしたいと思い、「自治体民営化と団結破壊のための処分の乱発が始まっている。今、自治体で起きていることは法政大学で起きていることとまったく同じです。この学生の闘いに続いて青年は立ち上がろう。自治体労働者は11・1の1万人の結集の先頭に立とう」と訴えました。
さいたま大会以降、岩手、千葉大会など、私たちは職場で格闘しながら大会に登場して、「自治労の権力を取るぞ」と宣言してきました。今回の大会でもいたたまれなくなった本部役員はさかんに中傷をくり返し、仲間に「おまえも処分されていいのか」と恫喝してきました。これが組合か!
本部はスローガンに「転換のとき」を掲げ、会場では議事そっちのけで民主党への幻想と選挙をあおっています。すでに昨年の千葉大会で機動隊を導入した自治労本部こそまさに転向者そのものです。同時に、われわれこそが勝利の展望を示せることもハッキリしました。組合員は闘う方針を求めています。
阿蘇山ろくの広大な自然の中、初めての熊本は暑かったですが、獄中の学生と連帯する闘いをやってきました。11月労働者集会1万人の結集で、自治労本部もろとも道州制を粉砕しよう。労組交流センターに結集して闘いましょう。