首都圏学生が連日街宣 労働組合の団体賛同も前進
闘いは進む 各地からの報告
首都圏学生が連日街宣
労働組合の団体賛同も前進
総選挙情勢と真っ向対決
全学連大会—11・1全国労働者総決起集会へ、首都圏の学生は連日、〈全国声明〉の賛同署名街宣に立っています。
総選挙情勢と真っ向対決して、全員がマイクを握り、それぞれの言葉で法大闘争をアジり、情勢を語り、賛同署名を訴えています。19日は御茶ノ水駅頭・水道橋駅頭、20日には飯田橋駅頭で計58筆の署名。24日には水道橋などで61筆。ガンガン署名が広がっています。
街頭では17日(月)放送のテレビ番組(テレビ朝日の「ドキュメンタリ宣言」)の効果が如実に表れています。「テレビ見ました」「テレビは見てないけど、インターネットで法大闘争のことは知ってます。資料あったら下さい」「京大でも同じ署名を集めてましたね」(帰省中の京大生)。討論が始まり、署名をしていく。「テレビ見た。全部に賛同ではないけど共感もある」(労働者)と署名・カンパに応じてくれる人も。アジテーションを聞いて近寄り、署名をしていく多くの予備校生や学生と結びつくことができました。
また国労大会前日の20日、伊東駅前で街宣をやり、大会宿舎に向かう代議員や伊東市民から多数の賛同署名が寄せられました。(首都圏・学生)
4者4団体派の対応に怒り
全国声明への賛同と、「団結して暴処法をぶっとばそう! 8・30大行動」(仙台市)への賛同・参加を呼びかけて、仙台市職労や教組の分会など約20組合を回りました。
仙台のM労組が組合として全国声明への賛同を行い、民営化攻防を闘ってきたS労組の委員長が全国声明と8・30仙台集会への賛同に快く応じてくれました。
一方、国労仙台地本は書記長が対応、「1047名解雇撤回と書いてあるが、うちは動労千葉と闘い方が違う。そんな署名には応じられない」と激甚に反応、「学生側の言い分だけでなく大学側の言い分も聞くべき」と、あたかも中立を装って当局の立場そのものです。
また高教組の専従役員は「やり方が問題」「言論弾圧はおかしいが、弾圧されると分かっていてやるとは支援できない」「ルールには従わなければならない」「労働者にそんな力はない」と、絶対反対の闘いを拒否し、条件闘争を主張する4者4団体派そのものの対応に怒り心頭です!
(東北地方・学生)
原水禁系ヒロシマ集会でも
8月4日、旧原水禁系のヒロシマ集会に組合動員で参加した連合傘下の現場労働者(自治労・日教組組合員)が暴処法署名に応じてくれました。
具体的反応としては、ある自治体労働者は全国声明を一気に読み上げ、即座に「これは労働組合の問題だ」と言って署名をしてくれました。そして「私だけでなく、うちの支部に話に行くべき」と、地区の青年部長を紹介してくれました。さっそく青年部長に「ぜひこの署名を支部として取り組んで欲しい」と提起すると、「わかりました。組合として議論します」との返事でした。あらためて彼らの職場に行くことになりました。
また、上関原発反対署名を一生懸命集めていた山口の自治体労働者は、学生が社会に対し声をあげて闘っていることに感動してくれ、すぐさま署名してくれました。そして現在の公務員バッシングに対する怒りを語ってくれました。
さらに、ある日教組の青年労働者は、大学が金もうけの場になっていることに怒り、「教育に携わる者として」と署名をしてくれました。
議論ができたのはデモに出発するまでの短い時間ですが、11月労働者集会の組織化に向けて、全国声明運動の持ち込みが大きな展望を開く闘いだと実感しました。
(中四国・学生)