日誌 2009年8月12日〜18日
日誌
2009年8月12日〜18日
杉並と一貫校で「つくる会」教科書採択/野田担当相が靖国参拝
●杉並区が「つくる会」教科書を採択
東京都杉並区教育委員会は、来年度から2年間、区立中学校全23校で使う歴史教科書について、「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版の教科書を採択した。扶桑社版の採択は05年に続き2度目。(12日)
●普天間基地、ヘリ相次ぎ帰還 沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場にCH53E大型ヘリやCH46中型ヘリなど同飛行場所属機十数機が相次いで帰還した。7月6日から26日まで実施の米豪共同軍事演習「タリスマン・セーバー」に参加していたとみられる。所属機の帰還で同市は今後の騒音悪化を懸念している。宜野湾市によると、同飛行場所属部隊の軍事演習の参加は4月に実施した米軍とフィリピン軍の定期合同軍事演習「バリカタン2009」以来、今年3度目。(12日)
●米軍ヘリ沖国大墜落から5年 米海兵隊のCH53D大型輸送ヘリコプターが宜野湾市の沖縄国際大学に墜落してから5年になった。住宅地上空をヘリが旋回する光景は変わらない。沖国大は「普天間基地を使用する航空機の飛行中止を求める学内の集い」を墜落現場の大学本館前で開いた。大学が集会を主催するのは初めて。(13日)
●都立31校も「つくる会」教科書を採択 東京都教育委員会は、来春開校の4校を含む都立中高一貫校10校と都立特別支援学校21校(分教室含む)で、来春から使う中学校の歴史と公民の教科書として、「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版を採択した。(14日)
●野田担当相が靖国神社参拝 小泉、安倍両元首相が東京・九段北の靖国神社を参拝した。閣僚では野田消費者行政担当相が参拝。「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の41人も集団参拝した。同会によると参加者は自民、民主、改革クラブの衆院前職29人と参院12人。麻生首相は参拝しなかった。(15日)
●ソマリア沖海賊対策第1陣の海自2艦が帰港 ソマリア沖海賊対策で、第1陣として自衛隊法の海上警備行動に基づき日本関連船舶の警護を行った海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」など2隻が広島県・呉基地に帰港。指揮官の五島浩司1等海佐は「緊迫した任務だった」と述べた。(16日)
●米空母ニミッツが横須賀寄港へ 米海軍の原子力空母ニミッツが8月下旬、物資補給などを名目に、神奈川県の米海軍横須賀基地へ寄港を計画していることが政府関係者の話で分かった。同基地に配備された原子力空母ジョージ・ワシントンは演習などのため不在。(17日)
●総選挙公示 第45回総選挙が公示された。立候補者数は小選挙区1139人、比例代表235人(重複立候補者を除く)の計1374人。小選挙区比例代表並立制が導入された96年衆院選以降、最少だった前回05年の1131人を大きく上回り、小選挙区の競争率は3・8倍(前回3・3倍)に。比例代表には計12党が届け出。小選挙区との重複を含む候補者総数は888人、前回の778人を上回った。(18日)