福岡で集会とデモ 九州初の裁判員裁判弾劾へ
週刊『前進』10頁(2402号6面5)(2009/08/03)
福岡で集会とデモ
九州初の裁判員裁判弾劾へ
裁判員制度廃止に向けた7・25全国一斉行動の一環として、20日に福岡市で、「市民のための刑事弁護を共に追求する会」が主催する“みんなの拒否で裁判員制度を廃止に”集会が行われ、70人が参加した。
司会は、事務局長として最先頭で闘いぬいている李博盛(リパクスン)弁護士。共同代表の渡辺富美子弁護士が主催者のあいさつ、事務局の経過報告の後、「改憲と裁判員制度」と題して鈴木達夫弁護士(憲法と人権の日弁連をめざす会)が講演を行った。鈴木弁護士は、裁判員制度の本質と弱点、廃止の展望を明快に語り、「全国的反対運動と裁判員拒否で闘おう。10・2全国集会で大反撃を」と訴えた。
圧倒的共感の中、元気よく天神デモに出発。裁判員いらなインコも東京から来て盛り上がり、テレビでも報道された。
この日の行動を引き継ぎ、9月9日、九州初の裁判員裁判弾劾闘争へ、全国に響く裁判員廃止の声をつくり出そうと確認しあった。
(投稿/W)