2009年7月20日

青年労働者の大結集へ圧倒的な資金カンパを

週刊『前進』06頁(2400号2面4)(2009/07/20)

青年労働者の大結集へ圧倒的な資金カンパを

 労働者のみなさん!
 『前進』読者のみなさん! みなさんから寄せられる資金カンパが、確実に青年労働者・学生を革命的共産主義運動—革共同に獲得する具体的な原動力になる情勢が訪れています。
 6・14〜15中央政治闘争に大勝利した地平は、動労千葉の青年部建設をめざす闘いをはじめとする4大産別の職場生産点での「組織、組織、組織」の闘いを大きく前進させています。また、法政大学での暴処法弾圧をはね飛ばす法大生を先頭とする学生たちの不屈の闘いは、70年安保・沖縄闘争をはるかに超える学生運動の爆発がついに始まったことを確信させてくれました。
 資本主義の最期の日々を迎えた世界経済の破綻は、まさしく史上類例のない世界大恐慌への突入です。帝国主義ブルジョアジーは、この時代の階級的意味をまともに見すえることさえできず、「景気の底入れ」を弱々しく呟(つぶや)くことでみずからを慰めているありさまです。
 私たちは労働者階級の名において宣言しよう! 米GMの破綻は300年にわたって労働者階級を搾取し、抑圧してきた資本主義の歴史的敗北を象徴する事態です。ソ連崩壊によるスターリン主義の歴史的敗北に続き、とうとう資本主義体制はここに終焉(しゅうえん)を迎えつつあるのです。労働者階級がいかに闘い、いかに生きていくのかが鋭く問われる時代が到来したのです。
 世界大恐慌情勢は、同時に保護主義と排外主義が吹き荒れる戦争情勢であり、したがって革命情勢です。世界中いたるところで革命と反革命の激突が始まっています。
 闘いの成否を決める核心問題は、青年労働者・学生を誰が獲得するのかです。崩壊の坂道を転げ落ちる資本主義体制を護持することで戦争への道に引きずり込まれるのか、それとも閉塞(へいそく)を突破するかのような言辞を弄しながら、結局は侵略戦争に突入することを狙っている右翼ファシストの跳梁を許すのか。
 それとも労働者階級の国際連帯=団結を基盤とした闘いを貫徹することで、労働者階級が主人公となる新しい社会への根本的変革=プロレタリア革命の勝利の道をつかむのか。
 まさに歴史の分水嶺が今訪れているのです。革共同が本物の労働者党=革命党として前進していくことが、この情勢に対する最大の階級的回答です。
 わが革共同への夏期一時金の圧倒的カンパを訴えます。