2009年7月20日

5・27裁判 JR東本社に抗議 最終意見陳述で1日行動

週刊『前進』06頁(2400号1面2)(2009/07/20)

5・27裁判 JR東本社などに抗議
 最終意見陳述で1日行動

 国労5・27臨大闘争弾圧被告団は7月17日、東京地裁で最終意見陳述を勝利的に闘いぬいた。
 公判に先立ち、被告団を先頭とする国労共闘と動労千葉・動労総連合、労組交流センターなどの闘う労働者は、JR東日本本社(新宿)と鉄道運輸機構(横浜)に対する抗議行動を貫徹した。
 JR東日本本社抗議行動には100人が参加した。富田益行被告団長が「尼崎事故でのJR西日本社長・山崎の在宅起訴という事故責任開き直りは絶対に許せない。しかも山崎は経営陣に留まっている。尼崎事故、安全破壊の一切の根源は国鉄分割・民営化にある」と弾劾した。
 国労秋田闘争団の小玉忠憲さんは「不当労働行為の限りを尽くし、信濃川水泥棒を居直るJR東日本の清野智社長ら経営陣を一人残らず監獄にぶち込め!」と弾劾した。
 横浜の鉄道運輸機構の弾劾行動には40人が参加した。国労小倉地区闘争団であり被告団の羽廣憲さんが、「今日の最終弁論で、国鉄決戦にわれわれが責任をとる立場をはっきりさせる」と決意を述べた。
 午後の公判後、文京区民センターで「国鉄闘争勝利総決起集会」が開かれ、被告団と動労千葉は国鉄闘争に責任をとりきる主流派として躍り出ることを断固、宣言した。
 5・27弾圧を粉砕してこそ、1047名解雇撤回闘争の勝利はかちとられる。この日の一日行動は、その圧倒的な展望を切り開くものとなった。
 (詳報次号)